コロナのワクチン初回接種はチクリとしただけで5時間経っても何の副作用もなく、気が抜けるほど楽勝と思っていたら、夜中に刺し口に痛み、しこりが起き、寝付けずに参った。中身が食塩水でなかったのは確かである。我慢して晩酌を断ったので助かった。この上、体内発酵熱が出ていれば、のたうち回ったことだろう。歩いていて、4年前に傷めた変形性膝関節症の右膝にまた違和感が襲ってきた。あの悪夢の再発だけは避けたい。2回目の接種には、運を天に任せて、余っぽど気合いを入れるしかない。
宝塚記念競馬は喜入アナウンサーに乗っ掛かったレイパパレは3着止まり。気合いの鞭を入れても、一番人気のクロノジェネシスには及ばなかった。何事も脳内で描いた絵の通りには行かない。
歩いていると、脳内を刺激する薫りが漂ってきた。ムッとむせ返る。ネズミモチの花が満開となっていた。大汗をかいて遣り終えた後の匂いと同じである。人類がねずみ算式に繁殖していくのも、この薫りを満腔に吸って刺激を受けるお陰と言えよう。
ねずみもち
鼻にしみ込む
花の香は
汗にまみれて
子を残す種
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