天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

膠着

2020-05-17 12:50:02 | 日記

 コロナ禍を受け全滅の中、唯一生き残っている生スポーツ競技の競馬は、きょう東京メイン11レースのヴィクトリアマイルの大本命がアーモンドアイ(12番)か。男勝りの筋金入り実力を持って牝馬限定戦では、死角なしの楽勝という大方の下馬評のようである。単勝予想配当が1.7倍。こんなのに乗っても面白くも何ともないけれど、3連単の名手スポニチの万哲ちゃんによると、12番を1着に、3番(シャドウディーヴァ)と4番(シゲルピンクダイヤ)の3連単組み合わせだと、いずれも10万円台の払い戻しが期待できるという。わが町は段取りが鈍く10万円給付の申込用紙すら届いていないので、先走って購入したパソコン代の引き落としに間に合わせるためにも、これに賭けようかという気にさせる。しかし、同紙の競馬予想「戦隊当たルンジャー」5人組の中で一番成績の良い武本が唯一の女性のため、牝馬戦とあれば、その声に従わざるを得ない。馬連で12番から1番(ラヴズオンリーユー)と14番(スカーレットカラー)の2点と、5番(プリモシーン)―12番と、やはりアーモンドアイが絡む。

 が、しかし、本命12番も対抗1番も、ドバイ遠征をコロナ禍により不出走の肩透かしに遭っており、ツキを失っているであろう。コロナ渦中に買うとすれば、コロナウイルスの顕微鏡図で知られる色のスカーレットカラーがズバリだと思う。そして新型コロナウイルス肺炎を起こせば診療が必要となるため、対抗はセラピア(9番)に違いない。12-9の馬連とワイドでいこうかな。
 こういう時に思い浮かぶ英単語がよくニュアンスが分からないものの、stamelate である。何か、もやもやーとしていて、前にも後ろにも、右にも左にも、足を踏み出す決断がつかない膠着状態にある感じがする。impasse だと、何かにドンとぶつかった袋小路をイメージするのに対し、沼地に足を取られたヌルヌル感がわいてくる。そんな感じが今の日本のコロナに対する状況ではないかと思う。
 当局発表の感染・死亡数では、専門家会議を設けてお歴々がしかめっ面しているより、ガン対策にもっと力を入れたらどうなのか言いたくなる。欧米の感染状況と比べれば、桁が2つくらい少なく、何の為に緊急事態を宣言し、経済活動を窒息させているのか、政府は血迷っているのかと不思議である。そんな馬鹿げたことを国民が我慢して従っているのは、根底に数字を過小に誤魔化しているのではないかという不信があるからであろう。コロナ感染状況は癌やインフルエンザより大したことがないのに、普段通りの生活、経済活動に戻すことも躊躇させるのは、deadlock と言うより、stamelate といった不穏な空気が充満していて、いつ爆発するか分からない不安からである。
 帝都東京1千万人以上に周辺県から流入する昼間は1千数百万人に達する人口に1日9人程度の感染では、時間当たりの痴漢件数に遥か及ばず、ノープロブレムのはずである。実際、安倍内閣もコロナより定年延長法案成立に力点を移しており、コロナ問題は政府部内では雲散霧消している。このパラドックスが stamelate の正体となっている。何を信じて、どこに進んで良いのやら、、、(セラピア不出走で儲け損なったけれど、損もしなくて済んだ)
名にし負ふ
スカーレットカラー
膏肓に
入りて激しく
セラピーかなはず






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