NHKは馬鹿なのか? 大相撲中継の地上波放送が午後4時半からとは! それでは昨日10日目まで8勝2敗で優勝争い第2番手につけている輝対栃煌山の取組が幕内3番目なので観れないではないか。俳句の再放送なんか日本中で2~3人くらいしか望んでいないから、Eテレで4時から放送するとか、国会中継を内容が教育なので4時以降Eテレに回すとか、何とか工夫して、幕内の全取組を中継放送してほしい。BSは屋根にアンテナを付けると、NHKが集金にやってくるので、本当は民放の旅番組なんか観たいのに我慢して設置していない。どうしてくれる!
ピンポン練習とか、いろいろ忙しかったので、『麒麟がくる』の初回ビデオをやっと昨日見た。小学生の日記みたいな筋立てやったな。吉本の岡村隆史が出ていたのに、掴みを教えてやらなかったのかな。最初からのどかな農村風景が出てきては眠くなってしまうわ。私なら、第1話に本能寺炎上のシーンを持ってくる。火炎に包まれる中、高橋幸治の織田信長(キャスト的に少し古いかもしれない)が幸若舞を舞いつつ、「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢まぼろしの如くなり」と謡いながら消えてゆき、場面をいきなり京・山科の竹藪に飛ばす。そこで、明智光秀は無残に農民の竹槍に刺され、首を落とされる。その生首が、「ああ、俺はこうこうしたかった」と語りだして、第2話からの幼少期に繋げるなあ。松永久秀、斎藤道三では第1話として役不足やで。誰がそんな絡みを見たいと思う。道三は後から出しても、まず信長を登場させないと、視聴率が持たないのと違うか。演出を代わってやろうか?
トランプ米大統領がスイス・ダボス会議に出てきて、気候変動問題について「私は環境の信奉者だ」と宣言したのは、いくら選挙向けと言っても、悪い冗談やな。また、
The nation's highest duties is to its own citizens.(CBS News)
- と語ったので、こういう言い方もあるのかと、念のため辞書を調べた。しかし,辞書というのは時に気が利かないもので、duties の用例が主語単発か、目的語にしかなく、述語との対当関係がさっぱり掴めなかった。よく、形容詞でも名詞を修飾する用例ばかりで、補語としての用例が見付からないので、補語として使っては笑われるのかなとビビったりすることがある。根気強く調べると、100例目くらいに
their duties were inconsiderable.
- というのがやっと見つかったけれど、were で受けていた。これでは何の解決にもならない。集合名詞なら単数扱いになるのかと思って people を調べると、やっぱり
People say that...
Small people love to talk about great people.
- と述語は複数扱いで受けていた。結局、duties の単数用例は見付からず、辞書も当てにならないものである。こういう気の利かなさを見るにつけ、百手先、二百手先を読まなければ勝負ができない将棋を、人間はすべからく学ぶべきだと思う。そういう知能が足りないから、大手銀行や通信会社などでサービス中断といった致命的なチョンボを犯してしまうのだろう。
信長が
夢まぼろしと
急きしゆゑ
明智も三日で
天下渡せり
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