天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

楽しい番組

2022-01-19 16:08:50 | 日記

 コロナ感染者急拡大、日本海大雪に東京株式暴落と年が明けて良いことがない。じっとしているだけが身を守る術となってしまった。コロナ3年目にも入ると、出歩かなくても楽しめる工夫が必要になってくる。アマゾンプライムビデオはタダでも当たりばかりと限らないし、本も言われるほど功徳に遇わず、慎重に選んでもは外すことが多い。ラ・テ・新聞、ネットでニュースを見ても、暗くなることが多く、むしろボーっとしているのが一番の愉楽となる。
 殊勝に英会話番組を見たり、高校の物理、化学、地学、日本史、歴史などを勉強し直そうとしたり、縁の薄かったクラシック番組を聴いてみようかとしても、何やら芸能人や、中途半端なタレントに、知ったかぶりの作家らチョイ有名人が、我が物顔で主題を引っ搔き回すので、興醒めとなることが多い。国民の皆様のNHKらしく見させようと、素人にも分かり易く、親しみやすくする工夫にも見えるけれど、場違い感が圧倒して白けるのは、世間を知らない私だけなのか。とうてい善意の番組作りの為、とばかり言えないのではないか。
 制作サイドの都合に振り回されているのではないかと疑いたくなる。国の予算が省庁の摑み取り合戦だから、物にも成らない事業に御大層な理屈をつけて御用新聞に書かせて予算を獲得するように、NHKも濡れ手に泡の摑み取りのように、受信料収入が潤沢なために、放送内容よりまず制作陣が競って予算の分捕りにしのぎを削っているのではないか。その結果が、ミスキャストと言えるようなちょいタレントの起用に繋がっているように思えて仕方がない。有名タレントを雇うには金が掛かるからと、制作資金を過剰に獲得し、芸能事務所などと懇意にして経費を膨らませ、途中蒸発してる受信料収入がないか、十二分に点検してほしものである。英国でBBC放送の受信料制度を見直して、新たな聴視料収入の道を探るというニュースが流れ、こんな思いが募った。
 知る人ぞ知るようなタレントに蘊蓄や説教や臭い芸を垂れられても、見る者聞く者のやる気が失せるだけである。コロナ蔓延が長引いて追い詰められるといい女の子が風俗に流れ込むので楽しみ、と言うような痴れ者が、品位を大事にするNHKの番組に出続けられるのも、そうした深い関係が背景にあるのではないかと邪推したくなる。コネ入社が多いと言われ、出自を意識するためか、ファミリーヒストリーを追い掛ける番組に熱心なのも、製作協力へのお礼の意味かもしれない。こんな雑念を挟まなくても済む、清々しい教養番組を、大河や連続小説路線以外に、期待したい。


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