プライム・ビデオで『シャーロットのおくりもの』を観た。牧場の小さな女の子ファーンが、母乳からあぶれた子豚のウィルバーを救って育てるストーリである。11つ子だったけれど母豚の乳が10個しかないため、ファーンの父に間引きされそうになったためである。しかし、大きくなるにつれ食用にされる危機が訪れる。それを救ったのが家畜小屋に住み着いた蜘蛛のシャーロット。捕らえようと牧童が来る小屋の入り口に、蜘蛛の糸で "some pig" (大したブタ)と文字を書いて、殺すのを躊躇わせることに成功した。2度目、3度目の危機にも、"radiant"(輝く)、"humble"(控えめな)と糸文字で命を救った。ずうっと女の子と子豚の友情物語とみていたけれど、春に生まれた豚はクリスマスに食われて雪を見ることができないという言い伝えを破って、ウィルバーが初めて雪を見た後にエンドロールに「Charlotte's web」とタイトルが出て、クモが主人公だったことに初めて気付いた。映画の最後の方で、シャーロットが生んだ500匹を超える赤ちゃんクモがそれぞれ繰り出した糸を風になびかせて、青空遠く飛び分かれていくシーンが印象的だった。CGによる創作かな、とみていた。そこで、『糸を出すすごい虫たち』(大崎茂芳著、ちくまプリマ―新書)を読み始めた。そこには、「東北地方では、秋になると『雪迎え』という現象が知られている。秋の小春日に、子グモが糸を出し、糸を浮力にして上昇気流に乗って空高く舞い上がるクモの飛行現象のことで、しばしば目撃されている」とある。ああ、事実を描いていたのだなと、無知を思い知らされた。
中国が対米通商交渉で、真冬に垂れ下がった熟柿がボトリと落ちるように、大統領交代の持久作戦を取っていることに、トランプ大統領はイラついているようである。その不安から白人票とユダヤ票に縋り付いて、品性卑しく人種差別丸出しの悪口雑言を繰り返していると、その戦闘的姿勢に酔っていたいパックス・アメリカーナに自信を無くしたヤンキーも、自分の道徳的品性までが貶めらることに気が付き、嫌気が差して、振り子が180度傾いて史上最左派のバーニー・サンダースに大統領のお鉢が回ってくることが予想される。父ブッシュのように1期で退任し、韓国元大統領のような末路を味わいたくないトランプ大統領の選択は、年内の対イラン攻撃と北朝鮮和平であると推測できる。そのためには南北共同作戦のような日本列島に向けられた北のミサイル発射実験は、夏祭の花火のように米国民にも注目を浴び、トランプ大統領のサプライズ外交には「タマヤ―」的に好都合なのであろう。こうした恫喝に対して米国の仲介で対韓ホワイト国除外8月2日決定の延期をすれば、安倍外交の失敗と糾弾されるのは必至である。吉本興業ではないのだから、撤回の撤回の撤回なんてことにならないよう、政府は毅然とした対応を示してほしい。外務、経産の役人がとろいのか、基本的に英語の交渉ができないのか、慰安婦像の建立にしろ何でも負けてしまう。
中国が対米通商交渉で、真冬に垂れ下がった熟柿がボトリと落ちるように、大統領交代の持久作戦を取っていることに、トランプ大統領はイラついているようである。その不安から白人票とユダヤ票に縋り付いて、品性卑しく人種差別丸出しの悪口雑言を繰り返していると、その戦闘的姿勢に酔っていたいパックス・アメリカーナに自信を無くしたヤンキーも、自分の道徳的品性までが貶めらることに気が付き、嫌気が差して、振り子が180度傾いて史上最左派のバーニー・サンダースに大統領のお鉢が回ってくることが予想される。父ブッシュのように1期で退任し、韓国元大統領のような末路を味わいたくないトランプ大統領の選択は、年内の対イラン攻撃と北朝鮮和平であると推測できる。そのためには南北共同作戦のような日本列島に向けられた北のミサイル発射実験は、夏祭の花火のように米国民にも注目を浴び、トランプ大統領のサプライズ外交には「タマヤ―」的に好都合なのであろう。こうした恫喝に対して米国の仲介で対韓ホワイト国除外8月2日決定の延期をすれば、安倍外交の失敗と糾弾されるのは必至である。吉本興業ではないのだから、撤回の撤回の撤回なんてことにならないよう、政府は毅然とした対応を示してほしい。外務、経産の役人がとろいのか、基本的に英語の交渉ができないのか、慰安婦像の建立にしろ何でも負けてしまう。
大空に 糸きらめかせ 渡りゆく
幸あれははの 願ひを乗せて
幸あれははの 願ひを乗せて
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