天愛元年

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
新元号『天愛』元年にスタート

立春

2020-02-04 11:32:58 | 日記

 立春か。令和2年の本格的な始動の時期に、新型コロナウィルスの蔓延で気勢が殺がれて参ったな。といっても、ただ老いの坂道を無気力に下っていくだけなので、そんなに困っても居ない。その点、立春で想起される青春の飛び立ちには眩しいものを感じる。でも、単純にそう言い切れるか。咽元過ぎて、鉄火場の熱さを忘れているけれど、青春はそんなに前途洋洋ではなかった。この先、食っていけるのか、不安が充満していた。結婚相手だってそんなに簡単に見付かるものでなかった。。子供だってそんなに順調に育ってくれるものでなかった。必死のローンで中古家を買えばバブル崩壊で半値8掛け2割り引きのツキの無さ。雨漏りがしだして建て替えれば大地震でひび割れ。懐かしき同僚の後ろにクソのような同僚が5万。何とか餓えもせず首も吊らずに生き延びれば、何の跡形もなく消えていくのみ。そのタンジェントだかコタンジェントだか、どの一点を取れば一番いい時機だったのか分からない。時間の針を戻して岐路を修正できるものなら、青春も良いけれど、先の見えないその場にまた立たされれば前途茫洋として立ち竦むに違いない。要はいつの時点でも先が見えないのは、いくら経験を積んでも同じことである。棺桶に片足を突っ込んだ老人の先が無の虚しさと、何があるか分からないけれどとにかく展開がある青春の希望がいいのか、考えているうちにくたばっているだろう。
 死にぞこない爺ジィといえば、78歳にもなって米大統領選に挑もうというバーニー・サンダースさんの初戦、アイオワ党員集会が間もなく決着するので、青春なんか回顧している場合ではない。サンダース陣営に朝一番に「 Go for it! 」と激励した。ふいに、オバマ大統領の名文句を思い出した。 Yes You Can. これをもじって、
 Can you perform a miracle?
 Yes you can.
 Mr. Sanders who is sure to win the Presidential Election in 2020 will be called "Miracle Bernie".
---という応援メッセージをバーニー陣営に送った。『サンダースによるアメリカ革命2020』の日本支部長として忙しくなってきた。
 アイオア集会の動向が心配で寝付けなくて、夜中零時のNHKラジオニュースを聞いていると、釧路気象台で目視による観測を本日終了し、3日正午から自動化された、なんて言うので、のけ反って倒れ後頭部を撃ってしまった。北海道はまだ明治か!、とびっくりして、続きを聞くと真面目に喋っているので、夜中の冗談でもなさそうだった。気象台職員が明治22年から131年間、目視で天気を占っていたというから驚き、轟きである。気象レーダーや衛星などの観測技術が進歩したため、機械観測によって自動化したとのことであった。職員が上空を眺めながら天候や雲の量を昨日まで調べていたって、そんなことしているから終戦のどさくさにソ連軍に北海道に侵入されてしまったのではないか。北方領土返還予算なんか道民慰撫のためでなく、こっちに回しておくべきでなかったのか。こんな政治をやっていては北方4島返還も、北朝鮮拉致被害者奪還も、見通しが暗いと言わざるを得ない。びっくりし過ぎたけれど、元々仰向けに寝ていたので、頭を強打はしなかった。
 次のニュースはプロ野球キャンプ巡りだった。DeNAの取材はちょうど節分だったので、豆撒きの話題だった。「福は内、鬼は外とやっていました」なんて、漫然と聞いていたら何が面白いのか、夜中のリスナーをバカにしているのかと腹が立ってきたけれど、注意深く聞くと、同チームに「ソト」という外国人選手が居て、彼に向かって豆を投げ付けたというのである。不覚にも、暫く眠れないくらい笑ってしまった。
 朝刊を見ると、スカパーが連続テレビ小説『あさが来た』を、あす8時15分から放送するとの広告が目に付いた。またー、機を見るに敏やな、とニヤついた。芸能人の不倫をダシに契約者を獲得しようなんて、あざといなと思った。しかし、ヒロインは波瑠とあったので、こちらの勘違いであった。下司なのはどっちかと反省した

バーニーに
夢を託する
アメリカは
進むを怖ぢず
吾が国あはれ



最新の画像もっと見る

コメントを投稿