天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

初氷

2020-02-05 18:09:36 | 日記

 ウェザーニュースによると、6日頃にかけて今季最強クラスの寒気が南下し、東日本、西日本の山沿いで積雪が増え、雪不足が続いたスキー場にとっては恵みの雪になりそうだという。東京で初冬日と初氷の可能性があるらしい。初氷というのは俳句の季語にあるそうな。でも、ショヒョウと読むと、音感的にも瑞々しく清新な雰囲気が出るけれど、ハツゴオリではもっさりした感じが個人的にはする。いずれにしろ、景気良く降った後で、雪と氷を見に行きたくなった。
 一足先にアイオワでは土砂降りらしい。アプリが正常に稼働せず、民主党大統領選候補選びの初戦で躓く恥を天下にさらしてしまった。あっさりトランプ氏でまとまった共和党は、このていたらくをほくそ笑んでいるそうである。このほくそ笑むのを英語で gloat と表現していた。辞書には、ライバルの失敗を喜ぶときなどに、He gloated over his rival's failure. という例文が出ていた。まあ、内輪で貶し合うのも良いけれど、GAFA4社が共に好決算だった割には、一国のアプリ開発力が心許無くなっている現状を心配すべきなのではないか。中国ファーウェイを世界市場から締め出そうとするのも、そういう恐怖心から出ているのかもしれない。4日の一般教書演説に登壇した際、ペロシ議長が握手の手を出したのを無視してトランプ大統領が始め、読み終わった後には、今度は議長が大統領の手渡したコピーを破ってしまうという、児戯に似た争いを国のトップ同士がしている場合とは思えない。
 新型コロナウィルス感染も峠が見え出したのか、トイレ起床の夜中3時のニュースではNYダウが前日比480ドル余り上昇していた。NHK『にっぽんの歌こころの歌』は江利チエミ特集だった。十数歳でデビューし、最初は進駐軍相手に歌っていたという。45歳で亡くなり命日は2月13日と紹介され、えらい若死にだなと気になって、わけを聞かしてもらうまで眠れなくなった。「うちにおいでよ」「男というものは」とか演っていた。歌に流暢な英語が入り、司会者によると日本語と英語が混ざった歌は当時はまだ珍しく、はしりだったとか。歌詞を聞くと、家へおいでよ、私のお家へ、あなたにあげましょキャンディー、…なんでもかんでもあげましょう…と、いかにもギブ・ミー・チョコレートの進駐軍時代の雰囲気だった。それからラテン調を取り入れた「チャチャチャ」とかに進み、最後は民謡調に行った。テネシー・ワルツからおてもやんまで、思えば変身に変身を重ねた激動の人生を駆け抜けたみたいである。結局4時前まで聞いたけれど、早世の事情は話されなかった。ダウはさらに493ドルまで上がっていた。紋別市では4日に流氷が今年初めて観測されたと報じていた。昨年より9日、平年より12日遅いという。次いで地球温暖化関連のニュースに移っていったけれど、これくらいの遅れは誤差脱漏の類で、江利チエミさんの人生の方が波乱に満ちていると感じた。

初こほり
緩き世の中
結びてむ
トランプペロシ
手を繋がねば


         シェイクハンド



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