今日は、、、車検整備を、、、始めました。
どんなバイクの点検整備でも、、、老メカの場合はオイル、オイルエレメント、プラグ、エアークリーナー、バッテリー、、、このあたりの点検、整備、交換が始める順番で、、、順番を狂わすと、あとあと忘れる?なんて事になるので、いつもの様に始めて、、、
今回のバイクは、、、V-MAX です。
V型4気筒の1200ccもあるエンジンを始動させるのには、、、
大きなバッテリーを搭載しています。
開放型という、タイプで、、、バッテリー液の保守点検が必要で、、、現代のバイクには使われなくなったバッテリーになります。
V-MAXって、、、基本設計が古く、それほど進化せずに最終型まで生産され、、、そして販売終了になりましたので、、、
1985年モデルから ず~~~~~~っと、最終年の2007年モデルでも上の写真のバッテリー YB16L-A2 を使っていました。
今回の車検入庫時はすでに、、、バッテリーは弱くなっていて、交換しなくてはいけないのですが、、、
バッテリー、、、を、同じのを取り付ければ、、、何事も無く終わってしまうのですが、、、
ちょっと、、、現代のバッテリーにステップアップ?させてみたく、お客様に提案した所、OKをいただきました。
現代のバッテリー、MFタイプに変更いたします。
バッテリーケースの制約もあるので、、、選んだバッテリーは GT14B-4 というタイプです。
バッテリーをそれぞれ比較すると、、
YB16L-A2 GT14B-4
開放型 MF型
12V16.0AH バッテリー容量 12V12.0AH
210CCA 性能基準値 180CCA
GT14B-4の方が性能的には少し劣りますが、、、XJR1300などに使っているバッテリーですので、始動性は大丈夫だと思います。
開放型と密閉型のバッテリーと比べると、、、バッテリー液の点検がいらないし、、、寿命も長いと思います。
バッテリー液の漏れを心配する事もないですし。
ですので今回はMFバッテリーをお勧めいたしました。
実際の取り付けは、、、厚みが同じですので、左右にクッション剤を入れて調整するぐらいで取り付けは完了です。
たぶん、、、良い結果が出ると思いますが、、、
答えは、、、2年後または4年後の車検でわかるのかな???
開放型からMF型に変更、、、特に問題も起こらずに好結果になる事が多いのですが。。。
最近はドライバッテリー?リチウムイオンバッテリー?などというのも発売されていますが、、、老メカはまだ使った事がありません。
小型、軽量、ハイパワーなど良い事がたくさんあるのでしょうが、、、
このような事故報告もあります。
うーん、ちょっと怖いですよね。