あら、、、老メカの周りですが、、、
歴史のあるバイク達ばっかりになってしまってます。。。
そんな歴史のあるバイクの整備を少し、、、
こちらのバイクはちょっとだけ居眠りをしちゃったようで、、、
また走り回れる様に整備をします。。。
順番としてはキャブレターからですね。。。
居眠りをしたバイクのガソリンってこの様に変質してしまい、、、内部で固まってしまいます。。。
ガソリンタンクの中も、、、
固形物が、、、
キャブレターの、、、固まってしまったガソリンの汚れですが、、、クリーナーに漬けて、、、
その後に洗浄すると、、、
ピカッ!!!
キャブレターってガソリンと空気が流れる通路があり、、、その通路がベトベト、カチカチに変質したガソリンで詰まってしまうと、、、エンジンは掛かりません。。。
バイクの居眠りはその後に病気に発展するので、、、注意が必要です。。。
クリーナーでキレイに戻ったキャブレター本体は、、、使える様になり、、、
注文していた細かな部品も入荷しました。。。
新品部品はフロートバルブ、メインジェット、エアースクリュー、ガスケットなど、、、
ですが、、、もう販売終了になっている部品も多々あり、、、
メインスリーブ、ジェットニードル、フロート、スロージェット、、、などが入手不可能でした。。。
が、、、スロージェットは探したところ、、、社外部品を発見! 注文いたしました。。。
今まで、、、何回か???分解整備がされているこのバイクのキャブレター。。。
以前の作業者様がどの様な整備方法でオーバーホールをしたのかが解りません。。。
例えば、、、ジェットの詰まりを針金を通して通路を開通させたり、、、とか。。。
ジェットってガソリンや空気の流量を正確に計量するんです。。。
その計量する穴の部分を針金で無理やり開ける、、、と、通路の穴が削れたり、拡大したりします。。。
すると、、、計量するガソリンや空気の量が狂ってしまいます。。。
そうなるといくらセッティングをしても好調にならない、、、という迷路に陥ってしまう事もありますので、、、
この様なキャブレターを整備する時って、、、老メカは極力新品部品に交換をいたします。。。
本当は、、、社外品のジェットも使いたくないんですけどねえええ。。。
↓ フロートのピンですが、、、以前の作業者様が苦労したのか???
釘がピン代わりに使われていました。。。
この釘、、、若干細かったので、、、フロートの取り付けにガタが出ていたのかも、、、なので油面の安定は???だったかもです。。。
という事で、、、入手出来た部品で組み上げが出来ました。。。
スロットルバルブですが、、、
長が~い縦キズが上から下までと、、、下 の様な文字に似たキズが入っています。。。
このキズも磨いてあるので、、、かなり以前から入ってしまったんでしょうかねええ。。。
相手側のキャブ本体にもこの傷跡は残っていました。。。
このニードルもホントは新品に交換したいのですが、、、
よーく見ると磨いてあるんですよ。。。
当然の様にスロットルバルブもニードルも販売終了です。。。
まあ、、、今回は仕方ない、、、このまま使用してみます。。。