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岐阜の谷汲の近くに両界山横蔵寺と言う お寺が在ります。12月の初め紅葉が綺麗だと聞き出かけました。
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途中 風景が違うことに気が付き車を停めてしまいました。
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私の見慣れている山の風景は杉に覆われた山々です。この辺の山は広葉樹で錆びた錦で覆われていました。
100年ほど前はこれが当たり前の日本の風景だったのかもしれません。
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そんなことを考えると感動を覚え横道に入り込んでいきました。
孫のため子孫のためと3代4代前の祖先は一家総出で山々や空き地に杉の苗を植えていったんだと思います。
水分を多く含む日本の杉は建築資材には少し難があったようで安価で水分量の少ない輸入材が出回ると国内産の杉は需要が減少し緑一色の見慣れた風景となりました。
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緑の国日本 しかし安易に自慢できるものなのかと考えてしまいます。打ち捨てられたままの杉の林は目論見が外れた負のレガシーかもしれません。農林行政の脆弱さ?
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里山復元の難しさや人が未来を予測することの難しさ感じます。