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山本兼一著「利休にたずねよ」を読み終えました。映画は映画でまとまっており映像にも原作に近づこうとしている努力は感じられましたが 本の方が面白く筋がよく判ったと言うのが私の感想でした。
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それに原作を少し改編しています。映画では高麗の女が死ぬ間際に「あなたは生きて」と言っていましたが原作にはありませんし緑釉の香合を前に宗恩が茶を点てるシーンがありました。原作は石灯籠に投げつけ砕いてしまって終わっていました。大筋は似ていますが中身としては違うように感じました。原作を読んで少し得をした気分でした。
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今日は昼前少し国会中継を見ていました。数分後にNHKのニュースがありましたが私の見た国会中継とニュースの内容のニュアンスが微妙に違うのです。比較しないで一つのことだけ見て信じることの危うさが世の中にはいっぱいあるのかしら とチラッと思った一瞬でした。
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雪の日に近場で写真撮影。「春よ来い」「早く来い」春になったら桜を撮りにいきたい!です。