窓辺で寝そべる猫

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暑中お見舞い申し上げます

2012-07-30 17:42:24 | 日記

夏真っ盛りです。あちこちで夏祭りがあり花火大会があり そして盆踊りで終わっていきます。
蝉の大合奏で目覚めそして暮れて行きます
やがて庭のあちこちに毎日蝉が横たわり からすかついばみ猫がかじり蟻が運ぶ自然のサイクル。
以前どこかの週刊誌でチベットの鳥葬の組写真を見ました。名前は前から知っていましたが、こんな事をしているところがあるんだと一つの文化を視ました。
日本でも千数百年前までは谷とか原にそのまま放置していたのが土葬や火葬となり多くの家庭では仏壇まであり拝む場所に事欠かない。盆ともなれば家庭で、お墓で、お寺でと忙しい、日本人の祖先に対しての情の濃やかさとしておきましょう。
何百年もかけて作られてきたこれも文化でしょうか。世界的にも珍しいのではないかと思いますがどうなんでしょう。

韓国映画を見ていると命日の日にお墓にお参りするだけのシンプルなもののように思えますが。
複雑になれば経済効果が発生します。と同時にその事に習慣としてのかかわる時間が多くなります。訳も判らずに聞くお経はありがたく心が軽やかになります。
従順な人を作っていく構造の一つなのかなと近頃考えるときがあります。
そう言えば仏教の導入は国家の安定と言う政治と結びついた意図がありました。
僧侶の多くも上部構造と結びつき今日の形態を完成させました。
調べてみればおもしろいかもしれません。

いろいろなものに束縛されて生きていく私たち
身軽にいきたいものです。

鳥羽へ遊びに行った帰り二見の道の駅の裏手に広がる「はす」、思わず車をとめて撮影しました。猛暑の中で涼しげに咲くはすの花は圧巻でした。
今年の暑さもなかなかの物、日本の気象状態が変わってきたのでしょうか。
空がきれいで今日積乱雲を見ました。車で旅行したい気分になりました。

今年は海水浴にまだ行ってません。子供たちは興味が無いようです。
夏が終わらない間に夏を楽しみたいと思っています。








原子力発電所の再稼動に超、超、超、白々しさを覚えました

2012-07-14 11:45:11 | 日記

先日テレビを見てましたら福島で原発の被害を被った村長だったか町長だったかが激しく東電の社長に迫っている場面がありました。大飯原発でも罹災したら同じ様に電力側に自冶の代表が迫るんだろうと
フト思いました。絶対安全なんてありえないでしょう。巨大なエネルギーを操って100%制御出来るほど人間は偉くないのでは?


車は便利です。生活に欠かせません。それでも交通事故で死ぬ場合があります。だから乗るのは止めるとは誰も申しません。これが原発再開の国の理論です。国家にとって原発は必要なんです。
計画停電が毎日ランダムに数時間おこったら産業界は困ります。更に電力会社は稼動にあたり莫大な資本を投入してきました。設備にも地元にもです。ですから回収するには稼動し続けるよりほかありません。老朽化なんて言って廃炉にしようものなら赤字です。大企業に弱いと言うのが国の性質上、大企業が困っていれば最大限助けるのが国の責務?です。




野田総理決断」と言う新聞の見出しに超、超、超、白々しさを覚えました。始めから再稼動ありきなのを国民感情を考え下火なるのを窺がっていただけの話。そしてマスコミをたきつけ電力不足のキャンペーン。原子力に頼っているので電力不足は判らないでもないですが関西電力は大飯原発を動かしたら金のかかる油での火力発電を停めたと聞きました。  なんか変………でしょう



ひところ地球温暖化防止が叫ばれました。
世界環境を守ると言う事は大切です。それを推進していく事は良識ある先進国の責務と思います。しかしもう一つの目的がありました。
原子力推進計画 原子力はクリーンなエネルギーです。二酸化炭素を排出しません。だから未来は原子力でと言うことです



1ヶ月前ぐらいに国民不在のままで原子力関係の法律文言の書き換えが民主、自民、公明の合意で成立したそうです。内容は原子力を武器としても転用可能と解釈出来るものだそうです。政府はそんな事考えてませんと言ってますが信用出来ます?防衛はアメリカだのみで アメリカ軍は沖縄から出て行け 米軍への思いやり予算が多すぎる それなら核を持って抑止力と防衛にと考える人も当然出てきそうす


ドイツのメルケルさんは原発の完全廃止に一歩踏み出しました。政治的に未成熟なわが国の道程はままだまだ厳しいですね。官僚に対抗できる優秀な人材の育成が必要ですが優秀な人材を吸収しながら存続していくのが官僚機構の性質の一つですからなかなか大変です。ヒトラーはその時代の国民の希望の星でした。人々は英雄を求め大きな代償を払いました。信長も秀吉も多くの人を使い捨て何万人もの人々を殺戮しました。彼らの目指す物は自己への富の集中と自己の意思の実現。意思の実現などと言うと格好いいですが全体の利益の代表者ではなく自己の欲望の達成でした。信長が本能寺で死んでなかったら海外侵略を行なったと私は思っています。英雄が突然世の中をよくする等期待しないほうがよいと思います。彼の力は諸刃の剣で、いつこちらに向けられるか判りません。
それよりしっかりした人を選ぶ事と国民の意に沿わない議員は次回から当選させない。デンマークは消費税が25%です。選挙権の行使は80%以上です。彼らはいいます。高い税金を払っているのだから くだらない人を選べませんと


タレントが笑いながら進行させていく経費のかからない番組の連続の裏でいろいろな問題が私たちの知らないうちに一杯起こっています。弱小動物の私たちはウサギのように耳を傾け生きる道を探るのも一興かも


志摩市磯辺町伊雑宮御田植祭に初めて行きました。地域の皆さんの伝統を守っていく努力と言うものが感じられました。
1つショックな事 写真の先生が「あなたの写真はインパクトがない ただ撮っているだけ しっかり視て撮ればよくなる」でした。来年も行ってみるつもりです。


だから国債は持っていない

2012-07-07 22:50:44 | 日記

1946年2月17日日本政府は銀行に預けてある全ての預金を封鎖しました。
更に手持ちの現金も強制的に預金させられました。
3月旧紙幣は紙くずとなり使用できなくなりました。
約束があり名古屋キャッスルで人と会い、その時の話をお聞きしました。
預金を月に下ろせる額は極端に制限され新紙幣と旧紙幣に証紙を貼った物だけが流通可能だったそうです。千円札に印紙が貼ってあるのをイメージしてみてください。
そしてある日預金者の預金は無価値になりました。

「僕は国債は持ってない 戦時中、国はなかば強制的に軍事国債を買わせた。そして戦後に預金同様無価値にした。だから国は信用しない。 その時ずいぶん資産家が没落した。まあ国民がみな平等になったとも言える。金持ちも一般人も貧乏人もみんな貧乏になった。だがうまく逃げた者もいる。国会議員だ 彼らは先に情報を掴み現金を株式に換えた。そして苦労なく戦後を乗り切った。今は株券も電子化されているので国が個人資産を押さえるとしたら簡単ですわ 後はみんなに個人番号付けたら完成です。父は給料で随分国債を買わされた。そんなのを見てたから国債を持ってない。

今は少し様相が変わってきた。
海外のヘッジファンドが日本国債を買っている。国民は長期に国債を保有する。だから金をすぐに返す必要はない。国を信用しているから国債を握り続ける。
しかし彼らはそうはしない国は金を払い戻す。たとえば自転車操業で何とか経営している会社に突然その中の何%をすぐ返せと言う様なものだろうか。まさか昔のように無価値の紙幣をたくさん刷って国民に渡せても外国人には渡せんでしょうから。まー最近の1兆5700億円の売りは特に意図はないらしいが倒産寸前の物をいつまでも持たないだろうし。
ともかく660兆円をうわまわる日本国債市場は破産寸前。債務水準は今年の年末には国民総生産の240%ぐらいになると言ってます。消費増税で13兆円国には増収ですが今の国の経営は50兆円の収入で90兆円使っている。これからは63億円の収入だがまだ赤字。ニュース視てましたら 消費税増税しかたないですね 子供達に負債は残せませんから
と言ってました。でも僕は社会保障の充実した預金しなくても暮らしていける未来なんて信じられない。産業の空洞化と老人の増加。それなら次にするのは社会保障の見直し
年金を削られ細々と暮らす老人と医療負担費と保険料の増大そんな未来しか想像できない。
僕は今が一番恵まれた時代だと思ってます。

僕は株もやめた。ご承知だろうが東京証券取引所を動かしているのは日本の投資家ではない海外のヘッジファンドです。彼らカソリックや プロテスタントの末裔の癖に金に対し節操がない。一喜一憂している日本の投資家を尻目に確実に利益を吸収していく。年寄りにはストレスがよくない。ただ無心に庭の雑草をひく。これが一番です。
この頃 金を使いたいと思わない。ウォーレン・バフェットのように慈善団体に金を寄付する気は起こらんが。後何年生きられるか判らない あなたの若さがうらやましい。
これは貴重です。何か出来るのだと言う可能性があるから。

国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何が できるかを ... ケネディの言葉ですが僕の答えは「自己防衛」 だから国債は持ってない。  


1時間半ほど食事をしながらお話してお別れしました。
ホテルの前は名古屋城このまま帰る手はないと城内に。
でも少し気分はグレー。それでも人は生きてます

三つ金輪どこの紋所でしょうか
かれらも権力者の為に苦労したんでしょうね
大阪城築城の時はずいぶん自殺者が出たようです。
彼ら日当貰う訳でもなく自費で労務に従事してました。中には金が尽き鎧や刀を売りさばきついには食いつなげず自殺をしたと話を聞きました。今日の空はきれいです。