窓辺で寝そべる猫

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いもの茎 食べてみませんか? 

2012-09-30 11:41:50 | 日記
熊野の御浜町に「さぎりの里」という店があります。丸山千枚田の近くです。
なぜ{さぎりの里}というのかと言いますとこの辺は特異な気象条件を備えているのか
時たま 1つの山のみを霧がまるでベールのように覆うのです。


私はまだ出くわした事が無いのですが お店にはその時々の写真が飾ってありますので
行かれたら是非見てください。
そして交代で店番をする其処のおばさん達に話を聴いてみるのもいいと思います。


ここはちかくの人々が色んな野菜を持ち寄り販売しています。
運が良いと八百屋やスーパーには絶対並ばない珍しい物にもお目にかかります。
今回はイモの茎 はじめはにんにくの茎かと思ったのですがおばさんに聴くとイモの茎と言うことで求めました。値段は2束で100円




昔 母に食べ方を教わっていましたので抵抗はありませんでした。
農家では捨ててしまうようですが
これは1束で実験用です。



まず1本を2つに割り皮を取りそれをまた2つに割り大体指のにかんせつくらいまでにして皮をとっていきます。



後はお好みの味で煮込みます。



感触はフキのようですが独特の味はありません
性格的にはトウガンにちかいとおもいます。周囲の味で左右されますから




残りはささみと一緒に煮てみようと思っています。

白川郷は 商業施設? それでもいいです

2012-09-21 08:24:55 | 日記


夏の終わりの一日、白川郷に行ってきました。
のどかな風景を満喫しながら観光客の群れの中で一緒に流れて行きます。




   背後の山並みもまだ夏の気分



  ほぼ自分イメージどおりの世界に満足している私がそこにありました。




しかし生活の匂いがほとんど無いのです。
金沢の東茶屋や伊勢のおかげ横丁のようです。

これはこれで良いいのかもしれません。
一日に何万と訪れる観光客に眺められるのはきもちのいいものではないでしょうから  





駐車代を払い 宿泊し コーヒーを飲み 土産を買う それで町全体が
潤えば 住民も観光客も幸福




  今回はメルヘンのような田舎の風景堪能しました。





祝 経済産業省原子力安全・保安院と内閣府原子力安全委員会の廃止

2012-09-20 09:25:38 | 日記
経済産業省原子力安全・保安院と内閣府原子力安全委員会が廃止されました。これを知ったとき司馬遼太郎さんの短編を思い出しました。

題名は覚えてませんがすじはこうです。ある藩が幕末に外国からの防衛のため藩士の一人に大砲の指揮を任命しました。この藩は徳川の初めに将軍から砲三門を賜り三名の家臣の家は代々これを守ってきたんです。

ところがいざ実戦に使用する時になって使用方法が子孫に伝わっていない
一門に到っては砲身にひびが入っており使用できない

このような砲のため260年余年にもわたり禄を食んできた事に驚く場面がありました。

もし震災が無かったら 福島の発電所に事故が起こらなかったら これらの組織はそのまま存続し続けたのではないかと思います。
彼らの月給は1人93万円ぐらいと記憶しています。

最終の会見を偶然テレビで見たのですが彼らが自分の責任を全うしなかったために多くの人々に被害を及ぼし今も不幸にしている事に対しての責任感は全く感じられませんでした。

日本の国家は自分達の行なった事に対しての責任はとらなくてもいいみたいですね。
この頃確かハローワークの個人情報漏洩事件がありました。
マスコミが何ヶ月も報道していました。
でもこちらのほうはサラリと流されほとんど記憶にありません。

むかし ゆとり教育と言うのが施行されました。強い子を育てるという事らしいのですが
結局ほとんどホローのないまま実行され 終には世界レベルで学力が落ち「これは だめだ」と修正された代物です。
発案した方々が責任とったと言う話は聞きません。
公務員は在職中 法律に基づき行なった職務に対し責任を問われる事は無いと言う1文があるのかも知れませんね。

だったら その法律を作った者はどうなの?
それは あなたがたの 選んだ国会議員なのですから 責任を取るのはあなた方。

なるほど と 納得出来ます?

国が作った組織の多くに ただ事故が表面化しないので問題にならないだけで今も「のうのう」と碌を食む機関がたくさんあるんでしょうね。

教育委員会は大津のいじめ事件で「おや 何かこれおかしい」と表面化した1つといえますね。

最後に一句 保安院とかけて教育委員会ととく その心は どちらも肝心な時 役に立たない

丸山千枚田に行きました   24.09.07 

2012-09-08 12:55:56 | 日記
黄金の稲穂に憧れ熊野に向かいました。デモ遠い。山道、坂道の繰りかえし。
高速道路建設のためなんでしょうか あちこちで工事をしていました。完成すれば熊野に行くのもずいぶん楽になると思います。

以前に友人と梅を買いに行った時ついでに連れて行っていただいたので今回で2回目です。
その時は苗だったのが今は金色の世界でした。

8月の終わり頃から刈り始めていると言う話だったのでトラ刈り状態かと思っていたのですがそれほどでもなかったので一安心。


生きていくために陽当たりの良い比較的なだらかな山の斜面を延延と削り作り出した作品だと思って眺めるとまさに芸術作品です。

「俺は芸術作品を作るのだ」と言う気負など無く来る日も来る日も土を削り土手を築く 

それらの人々がこの景色を今、眺めたら自分の人生は間違ってなかったと微笑みながらみつめるのでは・・・・


山の彼方の夏雲をバックに案山子たちが対面の山をのんびりと眺めています。

その下に広がる千枚田とともに。
この日曜日はボランテァさんを募っての稲刈りイベントがあるそうです。

それが終わると、この辺りは秋本番になるんでしょうか?

写真を撮るのを止め時たま吹く風に稲穂が揺れるのを眺めたり青空でユックリと動く雲を眺めたり一刻童心に帰りあぜ道に腰を下ろしながら無人の草原を見ている気分に陥り1枚の写真を思い浮かべました。

誰が取ったか解らない1枚の写真。
場所は愛知万博会場の小さなパビリオン
子供が一人 丘の上に座り氷河で削られたような広い谷やその向こうに広がる山並みを眺めている写真です。
確か2階にのぽる階段にかかっていました。その自然の懐の深さが未だ心に引っかかっています。


この水田を維持管理して見える方々の苦労を感じつつ車に戻りました。

途中雲が色付き闇色に染まっていくのを眺めながら帰途につきました。
千枚田は遠かったです 慣れない山道走行だったからかもしれませんが。
家に着くとバテていました。