ICT工夫

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DNAデータ偽造事件緊急講演会からの報告

2012-05-22 23:55:00 | 掲載記事一覧

2012年3月5日に東京・文京シビックホールで「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件」緊急講演会が開催されました。私もこの開催情報は知っていたのですが、なにしろ確定申告時期の年度末3月なので参加はできませんでした。
山本美保さんの家族を支援する会の掲示板に随時コメントを寄せられる方のサイトを拝見して、詳細な報告が掲載されていることを知りましたので、ご案内しておきます。

「山本美保さん死亡」の発表に対する多数の不審点は解決されていません!! ('12 3/5 「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件」緊急講演会 配布資料より)
このページの末尾に講演会記録が11本の記事としてリストされています。
◇ 編者・あおいのママさんの別ブログで、特定失踪者 山本美保さん カテゴリーとして過去の記録が整理されています。

前記事に書いたのですが、言説の欺瞞性(だまし、あざむく言葉の使われ方)を見抜くことは大切なことだと私は思っています。時には騙し欺いているつもりも無く語られている場合もあります。世の中は必ずしも 1+1=2 にはならないものだということくらい、デジタルオタクの私でも分かっています。むしろデジタル思考にどっぷり浸かっているからこそ、アナログ世界の実相にも気が付く、と言ってしまえば奢りかも知れませんが。

「誰も責任は取らない」ような相手との社会的闘争のひとつの姿を、この山梨県で見られるのが山本美保さん事件ではないか。
これは単に山梨県警の問題では無く、この優秀で強力な組織すらも操れるモノが確かに存在していることを感じねばならないと私は思っています。そういうバケモノが実は原発震災の元凶でもあるに違いない。と、結論はそこに至るのです。
バケモノをそれと知らずに育てて来た、時には知りつつ利用して来た我々(とあえて言わねばならない)が、自ら変ろうとする流れが3.11をきっかけとして始まっています。
本来なら原発事故被災地から総員退艦を命じるべき艦長が、艦と運命を共にせよと施策している欺瞞を見抜かねばなりません。震災がれき(災害廃棄物)の広域処理の真実がどこにあるかを既に多くの方々は見抜いて社会的闘争の最中にあります。
このような潮流が山本美保さん事件の真実も明らかにすることを私は信じていたいのです。

ひとつだけ、かねてから気になっていることがあります。前日の記事でメモしましたが、Aileen Mioko Smith さんの言葉の中に、「被害者同士を対立させる手口」というのがありました。甲府に来て美保さん事件のことを知って、それまで無関心だった拉致問題について初めて資料を読んだ時に、その気配を私は感じたのです。魑魅魍魎の蠢く政治の世界は私にはわかりませんが・・・