全村避難になった福島県飯舘村(イイタテムラ)の名前が記憶から薄れることはありません。
2016年5月から公開されている映画が山梨県甲府市でも上映されます。
1月18日に記事にしていますが、メールでの参加申込方法が確認できましたので再掲します。
さよなら原発まつりプレ企画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」上映会 日 時 2017年2月5日(日)開場14時・14時30分~(上映時間 95分) 会 場 山梨県立文学館講堂 山梨県甲府市貢川1−5−35 料 金 前売り800円 当日1000円 問合せ さよなら原発まつり実行委員会 メール:311yamanashiあgmail.com [(あ) は @ に変換]
前売申込は上記メールへのご連絡で可能です。
1.メールのタイトルは 「2月5日上映会参加」 になさってください。
2.「お名前」をメール本文に記入、ご家族やご友人とご一緒なら、「お名前」他2名、計3名・・・のようにご記入ください。
3.当日受付でメール記載の「お名前」を申告して頂けば前売料金で受付・入場できるようになっているとの事です。
◇ ドキュメンタリー映画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」公式サイト | 公式Facebook | 公式Twitter
◇ 劇場情報/イベント/自主上映会の情報
◇ 監督・古居みずえさんインタビュー|通販生活、画像は冒頭の引用です・・・
【このインタビュー記事の中見出しから】
故郷を奪われた飯舘村民の姿がパレスチナの人たちと重なった。
食文化を守る。何十年後、何百年後かに、飯舘村のことを伝えるために。
福島だけの問題ではない。そのことを、映画を通じて伝えていきたい。
【上掲インタビュー記事の最後に書かれています・・・強調は引用者です】
古居 やっぱり、飯舘にしてもパレスチナにしても、「よそ者」である私なりに彼らの声を「伝えていくこと」なのかなと思っています。そのためにも、この映画をいろんなところで見ていただきたいですね。
そして、見た人には、この原発事故の問題は5年で終わり、10年で終わりというようなものではないし、決して他人事でもないんだと感じてもらいたい。どうしても「福島だけの問題」と思われがちですし、政治もそう思わせようとしている気がしますけど、実際には日本には54基も原発があるんだから、どこで同じことが起こってもおかしくないはず。その現実を、もっと言っていかないといけないと感じています。
リニア中央新幹線事業による環境問題は南アルプス山系の問題だけではない、日米地位協定は沖縄だけの話ではない、福島から避難した子供たちへのイジメが未だに続いていた問題は横浜や千葉などマスコミが報じた地域だけの問題ではない・・・
・・・今の日本社会のどこに問題があるのか、それは何故なのか・・・考えようとする気力を失ったことが一番の問題かも知れないと自省する今日この頃です。