私はまだ昇仙峡の遊歩道を歩いたことが無いのです。
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2007年12月10日に着信した野中一二さんのメールマガジンで取り上げられていて更に興味を持ちましたが、11日に読売新聞山梨版が報じていました。
『甲府市の昇仙峡で、観光客が1円玉硬貨を岩の割れ目に差し込んでいく行為が後を絶たない。「願掛けの感覚では」との声もあるが、景観を損なうほどの量になるため、地元観光協会が定期的に回収を続けている。 昇仙峡の奥にある「仙娥(せんが)滝」付近。落差30メートルの巨大な滝に面した遊歩道沿いの岩壁には1円玉がぎっしりと差し込まれ、石柱の下にも置いてある。大人でも届かない高さにもある。
土産物店の女性(55)は「しめ縄に硬貨を差すのと同じで、願掛けをしているのでは」と推測する。目につくようになったのは十数年前から。以来、年に数回、昇仙峡観光協会が回収している。同協会環境整備委員長の市川東さん(63)は「石柱の下にあるのはまだ良いが、壁に差してあるのは美しくない」と話す。 11月下旬、協会員5人が約1年ぶりに回収に乗り出し、計4597円を集めた。100円玉が1枚あった以外はすべて1円玉。回収した硬貨は洗って天日で乾かして金融機関に預け、同協会で管理している。十数年間の合計額は約30万円といい、一部で草刈り機、ほうきなどの清掃用具を購入した。市川さんは「お客さんには自然景観を大切にしてほしい」と訴える。
遊歩道を管理する甲府市によると、金桜神社の参道にあたるため、1円玉は、さい銭にあたる可能性がある。市から連絡を受けた同神社は今後、回収を含めて対応を検討するという。』
山梨日日新聞も『遊歩道の岩の亀裂に願い事コイン』 とのタイトルで記事にしています。
『コインは、昇仙峡の遊歩道のうち、仙娥滝手前付近から昇仙橋までの40-50メートルの区間の突き出た岩場に集中。大半が一円玉で、岩の割れ目に沿って挟み込まれた状態で並んでいる。
関係者によると、10年以上前から観光客が半ば慣習のように挟んでいる。コインが増えると遊歩道に散らばるため、昇仙峡観光協会が清掃時に除去することもある。しかし、しばらくすると再び元の状態に戻るという。
観光業者は「景勝地を訪れた思い出づくり」「泉にコインを投げて幸せを願う海外の観光地のまね事では」と解釈する。遊歩道が金桜神社の参道という位置づけのため、「さい銭的な意味合いもあるのでは」と推測する声も聞かれる。』
そして12月市議会の11日、野中一二議員は今定例会最後の質問登壇でこの事もとりあげて質問されましたが予稿通りのご質問ではなかったようです(^o^)