ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ

リニアのある未来(JR東海の広報動画が完結)

2019-09-30 23:26:12 | リニア中央新幹線
2019年3月28日から始まっていたJR東海の 「リニアのある日本」動画シリーズが、9月26日の 「 リニアのある日本:リニアのある未来」 で完結しました。

東京~甲府~名古屋~大阪としてスーパメガリージョンの中核街として活性化することが謳われているようです。

山梨県駅の効用を取り上げた動画をご紹介しておきます。9月30日正午の時点で YouTube 視聴数は 2,547回 となっていますので、すでに山梨県庁様や議員様、多数の方々がご覧になったと思えます。
「10時から品川でミーティングがあるが、9時半頃のリニアに乗れば間に合う、宿の美味しい朝ご飯をゆっくり味わってから出発します・・・」 と語られます。まさに県庁様が説く 「リニアで変わるやまなしの姿」

リニアのある日本:東京から大阪までを、まるで1つの街のように。

JR東海のリニア中央新幹線広報ページ 「暮らしの変化を映像で見てみる リニア中央新幹線と日本の未来」 で 2019年03月28日に公開された 「甲府/山梨 リニアのある日本:東京から大阪までを、まるで1つの街のように。

この動画は2分半ほどです、ゆっくりご覧ください。

暮らしの変化を映像で見てみる リニア中央新幹線と日本の未来
『JR東海 リニア中央新幹線の公式サイトです。リニア中央新幹線がもたらそうとしている日本の未来を、今までの歴史とともに読み解きます。』
このJR東海のページは Windows 8 以後の標準になったパソコンのディスプレイ幅(1366 ピクセル)で見られる事を前提にした作りです。(私はこのブログではディスプレイ幅 1024 ピクセル~昔のモニター標準サイズ~を想定して書いています。)
公開されている動画は YouTube からの送信ですから YouTube をご覧になれるパソコンなら問題ありません。

JR東海 ニュースリリース 『2019.09.27 【社長会見】動画コンテンツ「リニアのある日本」を公開!』

リニアのある日本

【以下は YouTube にリンクしています】

2019/03/28 想像できる未来を、超えよう。/JR東海(2分16秒)

2019/03/28 飯田/長野 リアルに会うから、新しいビジネスが生まれる。
 長野県で医療用精密機器メーカーを経営する40代男性が主人公です。リニア中央新幹線の開業により、Face to Face コミュニケーションが拡大することで、イノベーションが促進されていくことを描きます。 (2分8秒)

2019/03/28 名古屋/愛知 仕事との向き合い方が変わり、家族の時間も増える。
 愛知県の化粧品メーカーに勤務する30代女性が主人公です。リニア中央新幹線の開業によって、働き方や家族のあり方が変わっていくことを描きます。(1分54秒)

2019/03/28 甲府/山梨 東京から大阪までを、まるで1つの街のように。
 出張で日本を訪れた、外国人の40代男性が主人公です。山梨県の宿で彼が語る驚きを通して、東京・名古屋・大阪の3大都市圏が一体化し、ヒトの流れが活発化になっている様子を描きます。(2分29秒)

2019/09/26 中津川/岐阜 ふるさとで暮らしながら、都会でも働き続ける。
 定年を機に故郷の岐阜県に住まいを移した、建築家の60代男性が主人公です。農業を趣味にしながら、リニアを利用して東京で打ち合わせをしています。ライフスタイルの多様化で、シニア層の活躍の場が一層広がることを描きます。(2分18秒)

2019/09/26 静岡/さらに便利になった新幹線で叶う、家族と共にある生活。
 静岡県に住み東京の金融機関に通勤する、30代男性が主人公です。母親との同居の決め手は、リニア中央新幹線の全線開業で東海道新幹線の利便性が向上したことでした。ますます便利になった新幹線と共にある生活を描きます。(2分27秒)

2019/09/26 リニアのある未来
 これまでの動画で描いてきたような1人ひとりの暮らしの変化が積み重なり、日本全体に影響を与えていくことを描く、ショートムービーシリーズの総集編です。(1分50秒)

リニア中央新幹線の情報(ブログ版)から一部転載しました。JR東海様のほか、国政・地域行政、事業関係者様が発信された内容を、正確に理解し、綿密に検討する、私はそのスタンスでリニア中央新幹線事業について記録しています。
何についても同じですが、その事業・事案を推進する立場から大局的、総合的に考察していくことで実相に行き着くと考える私のスタンスです。
自分の思いだけで賛成したり、自分の理念だけで頭ごなしに批判するのは無意味だとする考え方を私は学生時代、恩師から学びました。
予定の1%も進んでいませんが時間の余裕がある限り、リニア事業考察を続けるつもりです。

原子力 明るい未来の エネルギー
この記事に戴いたコメントへのお返事として追加掲載です。
【毎度の追録】
 このたび、当社ホームページ内「リニア中央新幹線サイト」において、リニア中央新幹線のコンセプトムービーおよび開業後の暮らしのイメージを描いたショートムービーをご紹介するコンテンツが完成しました。リニア中央新幹線全線開業がもたらす移動時間の劇的な短縮によって人々の暮らしや社会がどのように変化していくのか、イメージを抱いていただける内容となっております。ぜひご覧ください。
『2019.09.27 【社長会見】動画コンテンツ「リニアのある日本」を公開!』 を開いて読めるPDFファイル冒頭に記載されたメッセージです。
この完成したコンテンツに 「相模原/神奈川」 が無いのは何故でしょうか?
事業者JR東海様に成り代わり、山梨県庁様、山梨県内議会議員様、県民の皆様、リニア推進の立場から皆様のお考えを、この記事のコメント欄でご教示いただければ幸いです。当然ですが匿名で結構でございます。

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
宣伝の必要性 (広床)
2019-09-29 11:16:25
放っておけば反対派は孤立し、受け入れざる終えなくなる。熟した柿が枝から落ちるように悠然と待っていればいい。
こうした状況でないから宣伝も必要になる、ということでしょうね。想定よりも静岡県の反発が強かったということかも。関電の金品授受問題もそうですが反対の声が無視できるレベルじゃないと無理をせざるおえないのでしょうね(金品授受といえばそのうちJR東日本にこういうことをする自治体や建設会社が出てくるかも・・・東日本は受け取らないでしょうが)。

返信する
Unknown (広床)
2019-10-01 22:13:01
この映像の特徴は10時に品川とあるように「品川」で無ければ成立しないこと。乗り換えが必要になれば即アウトですね。もう一つが、20年以上要求しても成果ゼロである平日ラッシュ時新宿到着のあずさ・かいじが無いままであることの比較がないことでしょう(だからミーティングは10時なのでしょう)。
特に、後者は山梨県がリニアに期待する理由の大きな原因なのに一切触れません。これをろくに言わないから何故JR東海の姿勢を容認する山梨県が容認するのか理解できなくなります。
県も「リニアで変わるやまなしの姿」と一緒に「東日本にあしらわれ続けるやまなしの現在」も作って配ればよかったのでは・・・と思います。
返信する
いっそ全線JR東海なら (広床)
2019-10-01 22:39:17
https://www.sankei.com/economy/news/190930/ecn1909300035-n1.html
リニアといえば静岡県知事がこんなことを言っていますね。ルート変更すればああだこうだ理由を付けられてBルートと変わらなくなり、中央本線の採算が悪化するので合理化一直線。それを止めようとすれば静岡県知事の政治的な横槍が原因で自分たちは無関係と山梨・長野は説明して、矛先をそらすしかない。それで伊東線に矛先がいけば大井川流域の利益のために伊豆地方を生贄にする構図になるので責任追求が始まるでしょう。
遠回り発言を山梨・長野ともに黙殺するのはもっともとなりそうです。
返信する
逆になった (広床)
2019-10-04 04:11:16
JR東海は最初の年は新幹線保有機構からリース料4056億で借りて運営していました。それに加えて当時はバブル景気の時期で借金も高金利で国鉄債務を継承・・・要するにリース料を払う名目で債務を返す借金返済会社として作られた面がありそうです。
それが途中で5兆で東海道新幹線買取と低金利で話が変わってきた・・・というのがありそうですね。

皮肉なことにこの借金返済会社というのはJR東日本が体質として持っています。だからつくばエクスプレスもJRの運賃体系では採算がとれないと運営拒否。翌年整備新幹線の与党合意が出来て並行在来線経営分離が事実上制度化しました。新幹線運行システムも東海と別にして新幹線ネットワークを寸断しています。これが北陸新幹線で米原ルートが葬られた本当の理由でしょう(東海にシステムを統合するメリットが東日本にほとんど無いので)。

スーパーメガリージョン構想が実態は三都市への集中はその通りでしょう。ただ、代わりの構想に必須なJR東日本がこの状態なので自治体としては東海に付き合うほうが楽なのだろうと思います。
返信する