齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

映画でバーチャル旅行:『カリフォルニア・ダウン』、カリフォルニアの巨大断層が見える!!

2022-12-18 00:02:04 | アメリカ西部
『カリフォルニア・ダウン』(原題:San Andreas)は、2015年にアメリカ合衆国で公開されたパニック映画。

主役のドウェイン・ジョンソンが演じるレイは、ロサンゼルス消防局の腕利きレスキュー隊員でヘリコプターを駆使し救助活動を行っている。
妻とは離婚協議中。妻の恋人の会社がサンフランシスコにあり、そこを訪ねた娘が巨大地震に会い・・・・・・

映画の主な舞台は、サンフランシスコとパサディナの地震予知を研究するカリフォルニア工科大学。

ローランド・エメリッヒ監督のパニック映画『2012』の小型版といったところ。CGは十分楽しましてくれるがストーリーが「平凡パンチ」(知らないか?)。



原題の“San Andreas”はカリフォルニア州を南北に縦走するサンアンドレアス断層。実際には複数の断層群からなっており、サンアンドレアス断層系とも呼ばれる。この断層系があるためカリフォルニア州は地震が多い。



この断層は、サンディエゴの東のサンタロサ山脈を越えたところにあるソルトンシーから北向きにスタート。

ソルトンシーは一度だけ行ったことがある。気温が異常に高く車のラジエターの温度がガンガン上がってHになり心配したこと、メキシコからの不法移民の取り締まりの検問に会い、窓を開けたらドライアーの熱風のような風があった思い出!の場所。近くにはリゾート地のパームスプリングがある。

断層はさらに北上し、パームデールからカリゾ平原(国定公園)を横断、ホリスターを通ってサンフランシスコ半島へと続く。そのあと少しの間、海に出て、海岸沿いを通ってワイナリーで有名なメンドシノの岬の近くまで至る。約1300キロの巨大断層。

<ホリスター近くのミッション。この場所と緑の畑との間に3メートルほどの段差があり、これがサンアンドレアス断層とのこと。
 ちなみにこのミッション、ヒッチコック監督の映画「めまい」の舞台にもなった。更に南に行くとサリナス。スタインベックの世界が広がる>


サンフランシスコから280号線で南に向かうと車窓の右側に貯水池が見えあるが、その窪みがこの断層である。

飛行機でサンフランシスコ~LAを飛ぶと断層がくっきりと見えるところがある。このように断層や山脈など地球の皺を上空から眺めるのは、飛行機に乗った時の大きな楽しみ。
しかし、我が家ではカミさんが窓際に座るためめったに私は見られない。残念。
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