齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

まだ見ぬアメリカ - オクラホマ州(7)- 「俺たちに明日はない:ボニーとクライド」

2024-09-15 23:37:07 | アメリカ中部
オクラホマシティからルート66でシカゴ方面に向かい、ミズーリ州の玄関口にあるのがジョプリン。

<写真右上の青い丸がジョプリン:Joplin>


この町のルート66沿いの古い町並みは、The National Register of Historic Places に登録された建物が沢山残る。

この街には「ボニー&クライド」のような無法者達が住み、ここを拠点にあちこちで強盗を働いていた時代があった。

車を使う彼らにとってルート66は必須の道路であった。テキサスやオクラホマ、ミズーリ、イリノイあたりで暴れまくったのであろう。

また、当時、警察は州をまたいでの捜査はできなかったため、州境の町ジョプリンは便利な町だったといえる。

先の「ボニー&クライド」は、ボニー・パーカー(1910年10月1日 ~1934年5月23日)とクライド・バロウ(1909年3月24日 ~1934年5月23日)の実在したカップル。

当時のアメリカは禁酒法と世界恐慌のもとにあり、その憂さを晴らすように犯罪を繰り返す彼等の事を凶悪犯であるにもかかわらず、新聞も含めて英雄視。

<ルイジアナ州で射殺された際の新聞記事>


死後33年たった1967年公開の映画「俺たちに明日はない(原題:Bonnie and Clyde ボニー&クライド)」で彼らの生きざまが描かれている。

<映画化されたBonnie and Clyde。ウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが主演>


<日本の漫画「武蔵野 ロストハイウェイ」は日本版Bonnie。ちょっと無理がある>

コメント
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