齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

2025年夏休みの計画 - LA & イエローストーン - 渡米できなくなるリスク(2)- 地震

2025-01-19 17:49:21 | アメリカ西部
2.自然災害の可能性

山火事の次は地震だ。

2)地震
『カリフォルニア・ダウン』(原題:San Andreas)は、2015年にアメリカ合衆国で公開されたパニック映画。

主役のドウェイン・ジョンソンが演じるレイは、ロサンゼルス消防局の腕利きレスキュー隊員でヘリコプターを駆使し救助活動を行っている。
妻とは離婚協議中。妻の恋人の会社がサンフランシスコにあり、そこを訪ねた娘が巨大地震に会い・・・・・・ というストーリー。

映画の主な舞台は、サンフランシスコと地震予知を研究するパサディナ(夏に行く予定)のカリフォルニア工科大学。

ローランド・エメリッヒ監督のパニック映画『2012』の小型版といったところ。CGは十分楽しましてくれるがストーリーが「平凡パンチ」(知らないか?)。



原題の“San Andreas”はカリフォルニア州を南北に縦走するサンアンドレアス断層。実際には複数の断層群からなっており、サンアンドレアス断層系とも呼ばれる。この断層系や活断層が沢山あるためカリフォルニア州は地震が多い。



この断層は、サンディエゴの東のサンタロサ山脈を越えたところにあるソルトンシーから北向きにスタート。

断層はさらに北上し、LA北のパームデールからカリゾ平原(国定公園)を横断、ホリスターを通ってサンフランシスコ半島へと続く。そのあと少しの間、海に出て、海岸沿いを通ってワイナリーで有名なメンドシノの岬の近くまで至る。約1300キロの巨大断層。

<ホリスター近くのミッション。この場所と緑の畑との間に3メートルほどの段差があり、これがサンアンドレアス断層とのこと。
 ちなみにこのミッション、ヒッチコック監督の映画「めまい」の舞台にもなった。更に南に行くとサリナス。スタインベックの世界が広がる>


サンフランシスコから280号線で南に向かうと車窓の右側に貯水池が見えあるが、その窪みがこの断層である。

飛行機でサンフランシスコ~LAを飛ぶと断層がくっきりと見えるところがある。このように断層や山脈など地球の皺を上空から眺めるのは、飛行機に乗った時の大きな楽しみ。しかし、我が家ではカミさんが窓際に座るため、めったに私は見られない。

LAの地震情報は下記のサイト。本日、24時間以内に発生したマグニチュード1以上の地震は12件(最大でマグニチュード2.5)。ほぼ上記の断層付近で起きている。

https://earthquake.lacity.gov/

米国の建物や道路は、日本ほど耐震性がよくないらしく、過去の災害もマグニチュード5程度の地震で起きている。旅行に行く前に地震が起きてしまいLAの空港が閉鎖されてしまう場合はあきらめるしかない。しかし、旅の途中で大地震が発生した場合の怪我やライフラインの喪失は、現地の人以上に困難をもたらす。旅行前に旅行保険に入り万一怪我をしても医療費を賄えるようにしよう。上記サイトでトレンドをウオッチ。現地にいる間は余分な水や食料の準備・・・・・・・他にできることは?

とは言え、心配しすぎぎるとどこにも行けなくなる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする