齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

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2025年夏休みの計画 - LA & イエローストーン - 渡米できなくなるリスク(1)- 新感染症・山火事

2025-01-12 23:44:15 | アメリカ西部
フィリピンは初めてという知人のS氏を案内する予定であった2019年10月の旅行は大型台風のマニラ襲来でお流れに。2020年1月に再計画した旅行は、マニラ南のタガイタイの火山噴火で再度、お流れに。5月後半に再々チャンレンジしたが、コロナ感染で大騒ぎになり中止に。結局、行く気をそがれ、現在に至るまで、行かずに終わっている。

今年の夏に計画しているカリフォルニア州ロサンゼルス(LA)とイエローストーン国立公園等への旅、どんなリスクがあるか検討を始めた。

1.中国で流行している呼吸器感染症のヒトメタニューモウイルス

現時点では心配する必要はなさそうだが、早速、会社ではマスクのや消毒液等の在庫の点検をグローバルレベルで行った。やはり、外資は対応がしっかりしている。日本企業の対応は?政府の指示待ち?万一、2020年のCOVIDのようになると渡米は難しくなる。継続してウオッチしよう。

2.自然災害の可能性

1)山火事
一昨年のオレゴン州・ワシントン州の旅でも山火事の痕は結構あった。

1988年、イエローストーンでは大小合わせて50の山火事が発生。5月24日に始まった山火事が鎮火したのは11月18日。長引いた理由は、放火等の人的な要因による火災以外の落雷等による火災に関しては、自然のサイクルの一つと考え「積極的な消火活動は行わない」という当局の方針にあった。その結果、東京都の約1.5倍の面積が焼け野原になった。しかし、植林は行わず、倒木の処理も人間の安全にかかわる場合のみに限定された。

リス、ネズミ、ウサギなどの小型の哺乳類は、火災から逃れることができず、火災直後は大きくその数を減らした。しかし、背の高い木が燃えたことにより太陽光が下草に当たるようになり、繁殖エリアを広げ、小型哺乳類が身を隠しやすくなった。大型の草食動物も食料不足で一時、餓死が増えたが、林だったエリアが草原になり、食物は豊かになることにより草食動物は増加し、それを餌とする肉食動物も増えた。

山火事も自然のサイクルの中の必要な現象なのだ。

旅行者としては、災害情報を収集し、ルート変更や行き先そのものの変更を行うしかない。情報収集の失敗例が、一昨年6月のクレーターレーク国立公園(オレゴン州)訪問。この時期、雪はないだろうとかってに思っていたが、滞在中にも雪が降り、予定していた公園の入り口は封鎖されていた。その情報を確認せず入り口に向かいガックリ。

1月7日に発生したLAの山火事は、人的な要因の可能性が高いようだ。煙による飛行機の航行への影響はなかったようだが、被災者を収容するためにホテルが政府に抑えられる可能性はある。

今日は、この辺で。

<オレゴン州、クレーターレークに行く途中の火災の痕が残る林>

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