アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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モンスタートラック

2018-01-05 12:33:48 | 日常
昨日はAmazonプライムビデオにて、映画『モンスタートラック』を見ました。
2017年のアメリカ映画で監督は『アイスエイジ』『ロボッツ』のクリス・ウェッジ、主演はリメイク版のテレビドラマ『マクガイバー』のルーカス・ティル。

石油の採掘現場で、地下に住む謎の生命体(大型のタコ足のサンショウウオみたいな生物)が3体地上に飛び出した!
うち1体だけは現場から逃げ出して、高校生である主人公所有のトラックに住み着いちゃって・・・といった、『E.T.』や『ハリーとヘンダスン一家』的な物語。
実写映画なんだけど、怪物の造形も含めてCGがすこぶる良く出来てるな〜と思ったら、制作費だけで1億2500万ドルかかっているのだとか。
なのに、興行収入はその半分しか回収できなかったのだそうで、不名誉にも2017年を代表する赤字映画と言われているのだそうです。

見ていて気になったのは、キャラがあまり生かされてないってこと。
アクションシーンが多いのは見ていて楽しいんだけど、見終えた後に印象に残るのはタコみたいだけど愛らしいモンスターの造形と、アメリカらしいゴツいモンスタートラックたち。
人間のキャラたちは、設定こそは面白いんだけどイマイチ描ききれていないんですよね。

とはいえ、モンスタートラックと合体したタコモンスターによるとんでもアクション見るだけでも、一見の価値ありです。
それこそがキモって映画なんですから、その意味では成功してると言えるかな?(^^)

そうそう、本作にはロブ・ロウが出てるんですよね。
重要キャラではあるものの、出番は少ないです。
彼を見るたびに、映画『ホテル・ニューハンプシャー』を思い出します。
登場人物たちに不幸が連続するめちゃくちゃ重い映画なのですが、同時に「生きる勇気」をもらえる素晴らしい作品です。
大人の方でもし本作を見てない人がいたら、ぜひ一度見てほしいです。
原作はジョン・アーヴィング、1984年のカナダ・アメリカ合作映画。
ジョディ・フォスターも出てますよ〜。
能天気な『モンスタートラック』とは真逆の映画ですけどね。