アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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近況&お知らせと最近見た映画

2023-08-20 09:03:59 | 日常
買い物に出かけない日は早朝にウォーキングをしているのですが、
知り合いのわんこや、知らないわんこ、最近よく見かけるようになったボストンテリアに
出会うことがあり、とても楽しいです。
また、お店を閉めてしまって以来、なかなかお顔を見なくなってしまった方に会う機会もあり、
久しぶりにお互いの近況などを話すこともあります。
寂しいお知らせがあったりもしますが、頑張ろうねと笑顔でお話できるのが嬉しいです。

私自身はわりと元気に過ごしております。
ただ仕事がとにかく詰まっており忙しい。
ブログもなかなか更新できる状態ではありません。
というわけで、今日のブログを最後にしばらくお休みいたします。
ひと月くらいしたらまたぼちぼち再開すると思いますので、
その頃に思い出していただければ幸いです。
あ、映画は食事時に欠かさず見ています。
私にとって映画は栄養剤ですからね!


それでは備忘録です〜。
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『チケット・トゥ・パラダイス』(2022年・アメリカ)
見始めてすぐに「あれ?この映画知ってる?」という既視感が。
話の流れもなんならオチまで知っている。
しかし配信されてすぐの作品だし、映像は見覚えがないなあ?とモヤモヤしつつも楽しみました。
ラジオ『ありがとう浜村淳です土曜日です』の『名画サロン』という名物コーナーで
聞いていたことを思い出したのはそれから数時間経ってからでした。(笑)

『マロナの幻想的な物語り(2019年・ルーマニア/フランス/ベルギー)
1匹の犬が一生を振り返るという形で進められる、アニメーション作品です。
このアニメがとっても面白いんですよ、人も建物も動物たちも多くは奇妙なデザイン。
そしてとても鮮やかな色使い、なんともアートな世界です。
主人公のマロナという犬のデザインがものすごく可愛くて、
白黒の色合いがこんブに似ていたのが視聴するきっかけに。
でも作中では「焦げ茶色の〜」とか「栗色の〜」というセリフがあるんですよね。
なんでかな?と思っていましたが、エンドクレジットに茶色い犬の写真があって
その子の横に『マロナ』と書いてあったので、関係があるのかもしれません。
(今は時間がないので調べている余裕がナイ。)
まあ〜、犬の動きや仕草がわんこらしくてとっても可愛い♪
スタッフがいかに犬を温かい目で観察したかが伺えて微笑ましいです。
ストーリーはちょっと悲しいし問題提起も含んでいます。
故に犬飼いさんにもそうでない人にも見て欲しいなと思った映画です。オススメ!

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(2023年・アメリカ・マーベル系)
面白いけれど、1作目が一番楽しかったかな?

『ディア・エヴァン・ハンセン』(2021年・アメリカ)
元がミュージカル作品なので、映画もミュージカル調。
しかしミュージカルは歌の分、シナリオが間延びするんですよね。
まあ、その歌を楽しむのがミュージカルなんですけどね。(^^;)

『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』(2018年・韓国)
もうとにかく辛かった・・・最後に救いがあったのは良かったけれど、やっぱり辛い。
でもその分教訓も身に染みます、そのために辛い内容を
描かざる終えなかったんだろうなあと思います。

『友だちのうちはどこ?』(1987年・イラン)
友達のノートを間違えて持ち帰った主人公が、ノートを届けに行くお話。
とあらすじはいたってシンプルですが、もんのすごく素敵な作品です!
イランの片田舎の描写がとても美しく、特に夜の暗闇にぼんやり反射する窓の明かりが
それはもう影絵のようで非常に印象的。
美しいだけでなく、古い因習や大人の理不尽さに振り回される子供たちや、
朝から晩まで家事に追われる女性の姿、理不尽を言うおじいさんの子供時代の話など
社会への批判も込められています。(と私は思っています。)
演じているのは舞台になった町の住人たちで、建物もすべて現地にあるもの。
お話は創作ですが、イランの田舎町の様子そのままが優しく描かれていました。

『そして人生はつづく』(1992年・イラン)
『友だちのうちはどこ?』で舞台になった町が、なんと1990年に大地震に見舞われます。
監督さん自身が『友だちのうちはどこ?』の主演子役達の安否を確かめるために
現地を訪れるというセミ・ドキュメンタリー作品です。
途中、『友だちのうちはどこ?』で唯一優しい大人だったおじいさん役の男性と出会い
彼の家まで車で送るというシチュエーションがあるのですが、
そこのやりとりが創作と実話が入り乱れて面白いことになっています。
多くの死傷者が出ましたし、建物はほとんどが全壊。
しかし生き残った人々は明日を生きるために、悲しむ暇なく動いています。
その精神が輝く作品。ぜひ『友だちのうちはどこ?』の後にご覧ください。

『あの夜、マイアミで』(2020年・アメリカ)
カシアス・クレイ(後のモハメド・アリ)のヘビー級世界王者達成を祝うために
マルコムXとジム・ブラウン、サム・クックの4人がモーテルの一室に集まり、
そこで起きた夜の出来事を描いた作品。
4人が集まった事実はあったものの、作品内容自体は創作。
しかしこんな会話があっても不思議ではないかな、と思える良作です。
4人の様々な角度からの思いが交錯し、それが生む緊張感がなんともすごい。
とってもいい作品です、オススメ!

『シュバリエ』(2022年・アメリカ)
18世紀のフランス宮廷に実在した(作曲家でもある)バイオリン奏者を主人公にした物語。
なんと彼は黒人とのハーフ!当時はかなり有名だったそうですが
彼に関する資料は乏しいらしく、それを補うように作られた作品です。
努力と才能で頭角を現したにも関わらず、混血ということで蔑まされ大きなチャンスも水の泡に。
しかし自分らしく生きようと生まれ変わる姿が美しい!
革命前の貴族文化の華やかさも見応えがありました。

『リトル・フォレスト 春夏秋冬』(2018年・韓国)
原作は日本の漫画で、日本でも映画化されている『リトル・フォレスト』の韓国版。
主演のキム・テリさんの自然体な演技がとっても素敵です。
匂わせるのみに留める、友人関係の描き方もとてもいい。
丁寧に作られる食事と里山の風景に癒される、優しい映画でした。

『ベイビー・ブローカー』(2022年・韓国)
是枝監督作の超有名作品なので、内容は割愛します。
キャストも物語もテンポも最高!
後味も悪くなく、厳しい人生にも優しさが溢れてくる映画でした。
それにしても韓国の子役って、恐ろしく演技が上手ですよね。

『赤と白とロイヤルブルー』(2023年・アメリカ)
若い子たちの間でものすごく人気があるという小説の映画化作品。
流行りにのって興味本位で見ましたが、テーマがとっても良い!
カテゴリが『ロマンティックコメディ』となっており、確かにそういった内容ではありますが
同性愛の葛藤や若者の政治に対する価値観など、とてもわかりやすく描かれています。
ぜひロマンスだけでなく、そのあたりも意識して見てほしい作品。
特に若い世代にオススメ!

『オリーブの林をぬけて』(1994年・イラン)
『そして人生はつづく』に出てきたキャラクターの裏話を描いた作品。
ここにきて『そして人生はつづく』で監督本人だと思っていた人物が
実は監督役の役者さんだったことが発覚!
更に『そして人生はつづく』を撮影している時の様子を描いている本作で
これまた監督している人も監督役を演じる役者さん!
前作よりも更に現実とフィクションが曖昧になって、夢を見ているような不思議な感覚に陥ります。
それから嬉しいことに『友だちのうちはどこ?』の主演の男の子もちょっぴり出演。
大地震から無事に助かってくれてホッとしました。
とても幼かった子が少年になっていて微笑ましい限り。
さて、肝心の映画の内容も単純なようでいて奥が深いです。
本作の主人公である男性が結婚観を述べるシーンには、ハッとさせられます。
また撮影の最中に台詞などを何度も失敗するので、同じテイクを何度もこの映画で映すのですが
この繰り返しを見ているうちに、そこにも意味があることがわかります。
『友だちのうちはどこ?』『そして人生はつづく』『オリーブの林をぬけて』の3作を
まとめて『ジグザグ道三部作』と呼ぶそうですが、ぜひ全てを順にご覧になることをお勧めします!

夏ですね + 最近見終えたドラマたち

2023-08-09 09:02:17 | 日常
近年の夏の気象は今までと違い、対応するのが大変になりましたね。
トップの画像はメル友Kさんからいただいた暑中お見舞い。
可愛らしい夏の花束、いつもありがとうございます♪
仕事が落ち着いたら沖縄の海へ行きたい・・・と数年前から願っていますが
果たしていつになるのやら?
美しい夏を夢見つつ、こつこつ仕事に精を出す毎日です。


さて続きはドラマの備忘録です。
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『孤独のグルメ シーズン10』(2022年・日本)
主演の俳優さんの食べっぷりに、毎度驚きを隠せません。
美味しそうによく食べる姿、とっても気持ちがいいな〜。

『エキストラ』(2005-06年・イギリス)
めっちゃブラックジョークの効いたブリティッシュコメディ。
そして毎回、著名なセレブが自身の役で登場するのも見どころのひとつ。
しかしブラックジョークまみれのため、彼らもドギツイキャラとして描かれています。
(逆にこんなドギツイキャラを引き受けてくれるんだから、良い人なんでしょうね〜。)
十数年も前の作品なので、皆さん若い!
デヴィッド・ボウイもご存命だし、ダニエル・ラドクリフもまだ10代。
作品自体も大変面白かったですが、若い皆さんを見るのも楽しかったです!

『リグ〜霧に潜むモノ〜』(2023年・イギリス)
海上に佇む石油リグが舞台。
私こういった外界から離れた場所(潜水艦、孤島、雪山、地下洞窟などなど)が
舞台のものって好きなんですよね。
何か起こってもすぐに助けが来ないし、逃げ場もない。
もちろんそんな目にはあいたくないですが、フィクションなら楽しめます。
結構面白かったんですが、シーズン2に続くようです。

『スウィディッシュ・ディックス 私立探偵社』
(2016-17年・スウェーデン/アメリカ)
大傑作!
と思うのは一部の人くらいかな?(^^;)
私にとっては、笑いのセンスがドツボの最高の作品でした。
(ブルーレイボックス買ってもいいくらい。売ってないけど。)
スウェーデン人の主人公二人がアメリカを舞台に探偵業をするのですが、とにかくゆるくて笑えます。
キアヌ・リーブスも主人公の親友役として出演してるのですが、彼の演技がまた可笑しい。
他にもちょこちょこ個性派俳優がゲスト出演するのも、とっても嬉しい。
打ち切りっぽく終わってしまったのが残念ですが、大満足でした!

『フェイク』(2023年・インド)
一流の絵の才能を持っているのに、絵では食べていけない主人公。
愛する祖父の借金まみれの印刷所(兼新聞社)を守るために偽札を作り始め・・・。
も〜〜〜のすごく!面白かったです!
物語も面白いし、演出もとてもスタイリッシュでカッコいい。
主人公周辺の人間関係や、偽札を追う刑事の家庭問題なども織り交ぜ、
共感や笑いも盛りだくさん。
シーズン2に続くみたいですが、このシーズンだけでも十分な内容。
めっちゃオススメです!

『僕は乙女座』(2023年・アメリカ)
赤ちゃんの時からすでに巨大で、もうじき二十歳の黒人男性クーディの身長は4メートル!
伯父夫婦に大切に育てられるも、外界との交流は禁止され周囲には秘密にされています。
そんな彼がある日、外の人々と交流を始め・・・という流れ。
あらすじ書くより、とにかく見て欲しい!そんな映像がものすごく面白い作品。
話がどこに向かっているのか始めはわからなかったものの、
とにかく設定や映像、ディテールに魅了され夢中で視聴。
途中で徐々にテーマが見えてきましたが、実は資本主義に対する痛烈批判も含んだ超骨太作品。
それも面白くわかりやすく描いており、テーマを思うと特に若い人(ただし18歳以上)
にこそ見て欲しい作品でした。(でも癖はあるので好き嫌いが分かれるかも。)

『ホラー・オブ・ドロレス・ローチ』(2023年・アメリカ)
なぜドロレスはシリアルキラーになってしまったのか?というストーリー。
えぐい内容なんですが、コメディタッチなので面白く見られます。

『アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記』(2023年・アメリカ)
アメコミ原作のティーン向け作品。
テーマもしっかりしてるしドラマそのものも面白いけれど、一番の見所は
ミシェル・ヨーとキー・ホイ・クァンが出演していることでしょうか!
シーズン2を匂わせて終わっていますが、続きはあるのかな?

『ライフ 私たちの生きる道』(2020年・イギリス)
同じアパートの住人たちの、それぞれの人間模様が絡み合って紡がれるストーリー。
とてもよく出来たシナリオで、途中までは何を考えているのかよくわからない人も
途中でなるほど!と納得のいく描写があり、そのタイミングが絶妙。
私はとある人物に終始腹がたって仕方がなかったのですが、最後の最後に
なんと一番かっこいい見せ場がありました。
苦難は山ほどあれど、見方を変えれば幸せになることは可能なのだと、
悲喜こもごも含めてこれぞ人生、と考えさせられるすごく良い作品でした、オススメ!

『バビロン・ベルリン』(2017-年・ドイツ)
Amazonプライム・ビデオでは現在第3シーズンまでが視聴可能。
1929年のドイツ、ヴァイマル共和政下の物語です。
ヴァイマル共和政について、私はよく知らなかったので勉強にもなりました。(^^)
しかしドイツが大金つぎこんで作った本作、当時の街並みや風俗が肌で感じられそうな再現度!
大好きなアール・デコを堪能できるのもとても嬉しい♪
メインは刑事ものですが、人間模様や政治背景、ミステリを含んだ大変凝った内容です。
メインキャラの1人の女性がとても応援したくなるキャラなのですが、舞台は1929年
大恐慌とナチスの影が迫る中、皆さんの幸せを願うのは難しいかも・・・。
オープニングの音楽と映像も超カッコいいし、作中で歌われる楽曲もお気に入り♪
次のシーズンも気になるので、Amazonさん何卒よろしくお願いいたします。