浅草  鷹匠 寿

3か月に一回のオッサン食べ歩き会なのだが、今回は番外編。

この会は4人でやっていて10年くらい続いているのだが、転勤などで途中でメンバーが二人変更になっている。

この店は以前この会で一度来たのだが、未経験だった2名から強い希望があり今回の往訪となった。

何故番外編か? いつもの予算をはるかに超える高いお店だから。(^^;
因みに私、前日は風邪で仕事を休んでおり、当日も咳が止まらないという、体調的には最悪の状況。

浅草らしい店構え・・・ 一階は台所のみで2階に座敷が5つ。

 

比較的広い部屋に通された。ワインは持ち込み自由ということで、赤を3本持ち寄り。(ブルゴーニュ、オーストリー、ボジョレーヌーボー)

 

 前菜

砂肝、レバー等

珍しい雉の刺身

塩だけで焼いた 何だっけな? 山鳥・・(^^;

 

いよいよメインの野生鴨、この時期は濃い色ながら明るめ。(前回は3月に往訪したのだが、もっと黒かった。12月を過ぎると血が回るのだそう)

 

ここは、260人の猟師さんと契約しており、本日の鴨は新潟でとれたものとか。なるべくフレッシュな状態で持ってきて、70歳を超えた女将さんが、一人でさばくのだそう。

一枚一枚、数百年使っている小さな鉄板で焼いて供される。客には一切焼かせない。一枚目はジューシーに、2枚目はスモーキーにという具合に、同じ肉でも全く違う味わいに仕上げてくる。(撮影は本来禁止。特にネットに載せるなということなので、(*_*)が移っていない写真を選択)

これをさっぱりした大根おろしで頂く。

ネギまで丁寧に鴨の脂をつけながら焼いてくれる。

猟の解禁が10月?から3月まで、10/1受付開始?で 直ぐに3月末までの予約は一杯になるとのこと。一見さんお断りで単なる紹介もダメ? 最初は常連と一緒に来て2回目からとか・・ 我々の場合幹事のMさんが10年来のお客で予約を受けてもらっている。

結構腹いっぱいになるのと、酒が何故か甘く感じられて飲み過ぎてしまいやすい。ただ、凭れることはない。

しめは雑炊

最後はフルーツ。

至福の気分で終わる。

勘定は普段のこの会の予算の倍くらい。(食べるだけで)!!

「でも、体がダメになって食うものも食えなくなる前に一回ぐらいは体験しとかないと・・」というのがメンバーの言い分。 まあ そういう歳ということね・・・(笑)

帰り 玄関で 女将さんから「羽田空港は昔絶好の鴨の狩場だったのよ! でも空港とかできちゃってねえ」という様な話を聞かせていただき、お土産の人形焼を頂いて 「元気なうちに一回は」飯は終了した。

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