幸か不幸か独居老人一歩手前でストップしたマンマ。 

加齢化を受け入れられずに格闘中。 週2~3日クラス開講で、刺激をもらい感謝。  

50年!

2014-06-16 01:01:01 | 日記
10数年ぶりに母校へ行った。私のボコウは半世紀前に設立。で、所属していた部活・・・管弦学部も創部50年というわけで、今秋、OB・OG も参加しての記念コンサートを開催をするので遅まきながら練習に参加した次第。

先ず、「50年」という時間の経過にうめき声をあげたくなる! 50年前って、古ぼけた木箱かシミだらけの紙の箱におさまって歴史となっている“昔”だ。私がアソコに通っている頃の50年前って・・・明治の終わり!?!?  セピア色・・今のヒトはご存知かしら?・・で、写真もぼやけた、歴史の教科書の記載だけで知る時代だった。

下車駅に近づくにつれ胸は高鳴る・・動悸で非ず。そして駅前・・まぁ、まぁ、まぁ~~! 10数年前にも驚いたが、今回は何たる変りよう! 木が大きくなっていて繁っている! 校舎・・高層ビル! 全く変った! 昔は校舎たる建物が6棟と事務・図書館などの棟が1棟・体育館・学食あったのみだったが、今は〇〇会館、△△棟・・・いろいろだ。弦の分奏練習は館内のセブンイレブンの横を通って・・・だって! 売店ではなくコンビニがある! 2時間の分奏練習のあとは別の棟へ移動。これまた、立派なピカピカな“ビル”だ。 教室のある棟には立ち寄らなかったが、〇〇会館、△△棟は会社やスーパー・デパートとも異なる。役所とも異なるが、最新のコミュニティーセンター・・・? 日常、接したことのない空間だった。

で、練習場へ。ココでも懐かしい面々に再会。 我々世代と現役が目立つ。社会の現役世代は、忙しくて参加は難しいのかも。今回の指揮者は初めて。聞いていたほど怖くはなかったが無愛想。 ご自身の殻に閉じこもっている? 挨拶する間もなく、中途半端な気分だったけれど、コチラはone of themなのでこんなモンか・・。チン念氏を懐かしく思い出す。チン念先生はウツワの大きな素晴しい方だった。大学オケは奉公期間が4年と決まっていて・・・と仰る先生ご自身は40年にわたりズ~ッと関わって下さっていたのだ。コレに気づいた時、どうやって感謝の気持ちを伝え、応えたらよいのだろうか・・・マジに考えた。同じ頃、ミンナも気づいたのか否か、年に一度か二年に一度か、先生のお宅に子連れでお邪魔して20~30名が集う同窓会を楽しんだ時期もあった。が、10年ほど前、先生は突然、逝かれた。 それからしばらくして、10期生が中心のアンサンブルができて、私は月に一度、品川に通うようになった。

ある時期、管弦学部は学内で一番大きな部だったと知り、信じられなかった。先生が亡くなる数年前、大宮のソニックシティでのコンサートは先生の面目躍如だ。「エキストラを集めるよりも、参加したくてウズウズしている面々がいるよ! 参加代も喜んで払うだろうし・・・」 モチロン、私は嬉々として参加代を支払い、楽しいひと時を味わった。

OB・OGと現役が同じ舞台で一緒に楽しめることは運動部と異なる。帰り道、心地良い疲労感を感じつつ、なにやら語らいながら前を歩く仲間たちの姿を見ながら、「後ろ姿、全然変ってないジャン!」