幸か不幸か独居老人一歩手前でストップしたマンマ。 

加齢化を受け入れられずに格闘中。 週2~3日クラス開講で、刺激をもらい感謝。  

ぐるんぱのようちえん・・・

2021-07-15 11:26:25 | 日記

なんと唐突に! 世の中、天候・・全てが陰鬱なムード・・・。 イットキ、わが心は楽しかった。

TVの「グレーテルのかまど」で「ぐるんぱのビスケット」のタイトルを見つけて懐かしさでいっぱい。 長男がまだホントに小さかったころ出会った本だ。 作者は西内ミナミさん。 大きなビスケット、お皿、自動車、くつ・・・そして12人も子どもがいるお母さん。 堀内誠三さん・・の絵の印象も強かった。 表紙からはみ出るぐらい大きな”ぐるんぱ”の顔。 どれもはみ出るくらいのクッキー。お皿、自動車、ピアノ・・・・  思い出しながらウキウキ。 私って全く進歩していない! 否、年相応に子供返りしているのかしら? TVでは「かまどさん」が「いつか、みんな、自分の居場所をみつけるのよ。」と番組を収めていたが、アタシャ、そんな教訓(?)があるなんて全く気付かなかったヨ。 ただただ、最後のまるで遊園地のような絵に喜んでいた。  

長男が二歳くらいのころから福音館の月刊「こどものとも」を購読していたっけ・・。 子どもよりも私が楽しんでいたかも。 「ジプタ」「はるかぜとぷー」もちろん「ぐりとぐら」「だるまちゃんと・・」・・・・そのうちに年少版「こどものとも」も発刊。私のお気に入りは「ともこの朝ごはん」「きんぎょがにげた」・・・。 次男がノリチャンと競って、否、ノリちゃんのほうが圧倒的に優勢できんぎょを探していたっけ! 40年以上も前のおはなし・・・。

西内ミナミさんのお母さんは何でも手作りだった由。 何でも・・ではないが我が母も手作り派だった。 "piece”という銘柄が浮き出たローズ色の天火・・オーブンとは言わなかった・・・はいつのころからあったのだろう。 クッキーもアップルパイもスポンジもクリスマスのチキンも・・・作ってくれた。 クッキーは私も一緒に作ったっけ・・。 楽しかった。 結婚する時に購入した天火も、全く同じモノだった。 天火は進歩していなかった???

昨今、母への疎ましさは決して小さくはないのだが、これは私が中学生以降、親の管理から逃れようと「口答え」に必死だったころからのことだ。 いつも否定された。 が、わが子ども時代の思い出はオカゲサマで楽しく、十分に保護・管理されて育った感がする。 手作り派の家庭に育ったゆえに、「手作り礼賛」、いわゆる「出来合い」利用には未だにうしろめたさがあってシゴトを増やしている。 結婚するまで、洋服も手作りだった我が成育家庭だった。

 


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