座禅

　晴れ。

　プロフェッショナルを見た後もＮＨＫにチャンネルを合わせたままにしていると、あの人に会いたいがはいった。宮崎奕保という坊さん。ひたすら座禅という教えを実践した坊さんなのだが、思わず見入ってしまった。何か考えたらすでにそれは妄想だそうな。偉くなるとかそういうことを考えて何かしてはいけないみたいなことを言っていた。花は褒められたくて咲くわけではないと。
　桂離宮や東照宮をこしらえた大工など職人が己の名を残そうとしただろうか。答えは否。でも残ったものは永遠になるとわかっていたのではないだろうか。凄いものだ。
　坊さんの話に聞き入ってしまった、これが私の今日一日であった。