曇り時々雨。強風もさることながら、とにかく寒い。まるで三月から四月上旬のよう。あまりの寒さに、ストーブを炊かなければならない。灯油、ないんですけど…。
やたらに忙しいので、なかなかいろいろ出来ない。読書やお絵描きという我が人生に必要な栄養素の他、お勉強である。必要な栄養素がないと、生活に支障を来たすので困る。
「人生とはゆとりにあり」
ゆとりと言っても、金持ちになるとか、そんなつまらないことではない。人間、生活に追われなくなったらお終いである。余裕のあることほどつまらないことはない。あまりに追い詰められるのもダメだが、ゆとりがありすぎると人はロクでもないことに走りがりなのだ。
ところで今の車は馬鹿でも猿でも走らせられるほどの性能になっているので、もはや引退すべき人でも平気で走っている。先日など道路の真ん中で停車し、ウインカーを右に左に上げてどっちいくか迷っている輩がいた。昔の車は、基本マニュアルだったので、高齢になれば、クラッチを踏めない、運転の引退という選択肢もあったが、今はそういう線引きもなくなった。車の性能まかせで、自分の腕を勘違いする連中の多いことよ。
ありあまるゆとりと、過信はもっとも迷惑。