御大達

2011-06-16 23:39:14 | 読書、書物

  晴れ。また急に暑くなったので、体のセンサー(関節)が痛んでいる。

 久々のクリスティー文庫「複数の時計」は、今おおよそ半分くらい。未だに全く犯人のめぼしもついていない。”こうかな?”という筋道は大分まとまっているが、正解かはわからない。ミステリーの醍醐味でもある。ところで、この「複数の時計」だが、アマゾンのレビューではすこぶる不評。確かにポアロの登場も遅いし、なんだか傍観者的過ぎるような気もするが、それはアガサ・クリスティー御大が、いろいろ実験してみていることなのだろうとも思える。とにかく、自分の考えが正解か、結末が読みたい。

 今日の「おみやさん」ではドストエフスキーの「罪と罰」が話題に上っていたが、ああいうのを見せられるとまた読みたくなるではないか。私はドストエフスキー著ではこの「罪と罰」こそ傑作だと思い込んでいるので。

 ますます本が溜まってしまいます…。