晴れ後雪後晴れ。せっかく融けた雪がまた戻って来た。
目の前にノーチラス号の下地塗装群があると、どうも作業したくなるが、さすがに夜中にちまちまと筆塗りを実施する訳にはいかないので仕方無く諦めている。ま、模型に塗装するよりなら油絵を描いてた方が楽しいんですけどネ。
目の前にこの状況がある訳だ。薫製が並んでるようなもの。
食品工場農薬混入事件の容疑者が逮捕されたが、いろいろ不満だらけだったらしい。ただ、今日の報道を見ていると、商品をいわゆる「つまみ食い」していた現場も目撃されており、どうも信憑性が無い人物像。期間工やってた時もそういう胡散臭い人が居た。口ではいいこと言ってるが目が怪しい光を湛えている、みたいな感じである。闇雲に他人を疑うような社会は呆れる程冷たいと思うが、そもそも「善意」という本来あるべき精神が失われた今日、あまり人を信じ過ぎるのも駄目なんだろう。信じるために厳しい監視が必要だったのが今回の事件発生工場だと思う。職員の善意まかせじゃ駄目で誰しも必ず不満を持ち、全員がそれを抑えられる訳では無いと考える必要が生じているのだ。年々、美徳たる忍耐は失われているのだから。特に派遣労働なんて扱いが当たり前のようにまかり通る日本社会では誰が不満を爆発させるか分かったものでは無い。最近の事件では特に派遣社員などそういう非正規労働者たる部分を強調して報道している節があるが、そもそもその非正規労働者を低賃金で働かせて恩恵を受けているのは今の日本社会全体なのである。誰が悪いんだろうか？ とにかく、職種で人を区別・差別するような事だけは最低限なくすよう努力すべき。