晴れ。天気はいいが、寒かったです。
昨夜の映画「デイアフタートゥモロー」を見てしまった影響で、案の定、早起きは出来ませんでした。よって通常トレーニングです。碇ヶ関方面へ走行し(小峠を越えました)、矢立峠まで。昨年はなんてことない坂道だったのに、今年はかなり苦しかったです。練習不足がたたっています……。
道の駅やたてには電気自動車の充電施設がありますが、人力とどちらが本物のエコなのか、考えずとも分かりますね。
復路はヘロヘロでしたが、往路は体も暖まり、そこそこ調子良かったです。と、言う訳で坂道でヘロヘロになったのは、体が暖まってなかった、ということにしておきます(笑)。
帰還し、少し休憩後に昼食、今日は青森県立美術館へ行きますよ〜。ガソリンが高騰しているので、通勤快速号の出番です。スーパーカブに搭乗し、一路、青森県立美術館を目指します。いつ行っても思いますが、分かり難い場所にありますね。
無事到着。「夢に挑む 洋画をめぐる 画家達の冒険」という展覧会。入場してすぐ、印象派の作品が幾つか並びます。シスレーにここで会えるとは思いませんでした。その後、明治期から昭和の日本画家の作品がずらり。「ま、こんなもんか」
しかし……。中村彝1923年の作品、「カルピスの包み紙のある静物」に釘付け。あんな風に描けるんだ。自分の理想としている、明確で素早い筆さばきが目の前にありました。そりゃ本場ヨーロッパの連中(シスレーとか)はいいに決まってますよ。しかし、そういうのもぶっ飛んでしまいました。あんなにいい絵が日本にもあったのか。続いて本展覧会でどうしても見たかった、佐伯祐三作品。「コルドヌリ(靴屋)」の前で足が止まります。ずっと佐伯作品を見たかったのです。最近欲しい靴がある、というのは無関係。更に、長谷川利行作品も来ていました。それらも含め、激しい、勢いのある、確実なタッチを見るのは実に楽しいです。今回は中村彝作品が一番でした。何度も戻っちゃいましたから。
「あおもり犬」を見て帰還します。帰りの国道七号線は、寒かったですが中村彝さんのお陰で熱い想いがたぎり、寒さもぶっ飛びます。ま、寒かったですが(笑)。いい絵を見るのって、最高ですね〜。
スーパーカブ 走行距離:約100km 燃料(レギュラーガソリン):2.15リットル 46.5km/リットル 今日は燃費が悪かったです????