昔の本の装丁

2022-01-25 21:56:30 | 読書、書物

  晴れ又は曇り。割と暖かかった。

 青森県新型コロナ感染者数は百九十六名でした。案の定というべきか、月曜日は日曜明けだったから少ないに過ぎませんでした。特に弘前市と五所川原市と、三十代以下の年代が多いです。成人式で帰省した人たちのお土産はコロナウイルスでした、という話。このオミクロン株、インフルエンザよりも感染力が強いようですので、風邪どころの騒ぎではありません。

 お昼休み読書、川端康成著「伊豆の踊子」を読み終わりました。これは名著復刻全集で読んでいます。短編集でしたが、やっぱり伊豆の踊子が群を抜いていたように思います。最後の別れの場面が、ねぇ。文体も大分練ったような印象ですし、力の入れようが他の収録作品とは違って感じられました。きっと気のせいでしょう(笑)。

 次はまた名著復刻全集より、徳田秋聲(とくだ しゅうせい)著「あらくれ」を読みます。装丁はかなり綺麗で、この時点で期待が持てます。昔は今のようなダルい雰囲気ではなく、「手にとって読んでみたい」と思わせる、丁寧さで本が作られているような気がします。お昼休み三十分くらいの読書ですのでまた長々と時間はかかりますが、旧仮名遣いには丁度いいかも。

 今日は午後はずっと外で仕事をしていましたので疲れました。早めに休みます