晴れ。かなり涼しくなった。半袖で過ごすのは昼間だけ。
カブ旅から帰還し、また現実に戻って来たという感じがします。乗り気じゃないですが、また旅をするためにもきちんと働きます。
カブ旅三日目、帰還します。親切なお宿、「せきれい荘」を後にし、一路田沢湖方面へ。朝からけっこうな降水量で雨が降っている上に、風も出ていたりと慎重な走行が求められました。峠は過酷だったぁ〜。
無事に田沢湖に到着。金ピカの「たつこ姫」におよそ十五年ぶりに出会いました。十五年前と比較し、金ピカ度が下がっているようです。
荒天の田沢湖。土砂降りの雨が降っていました。
あわよくば田沢湖を一周しようと目論んでいましたが、ご覧の通り、西側は土砂崩れが発生し、通行止めでした。
雨と風が酷いので、滞在せずそそくさと出立。上小阿仁方面へ向かいます。ハードな峠道、強風と土砂降りの雨という最悪のコンディションに耐えながら走っていると、何やら「走っている」人達が……。何をしているのかと思えば、なんと、この荒天下、「100kmチャレンジマラソン」なるイベントが決行されていました。びっくりです。寒さと疲労で疲れ切って歩いている人もちらほら。前を走る車が、ランナー達が走っているために対向車とすれ違えず、いちいち止まります。私だけならするっといけるのに……。いろんな意味でハードな走行でした。しかも、道の駅や駐車帯は悉くマラソンのエードに使われていて、休憩も出来ません。ノンストップで走り続けました。
大館市内を抜け、ホームグラウンドの矢立峠を抜け、懐かしの青森県へ突入。知人へお土産を渡して給油し、撤収となりました。
雨に降られましたが、いいもの見れて楽しい旅でした。
走行距離:759km 燃料:11.87L 燃費:63.94km/L
燃料費は二千円を切ります。こんな原付に厳しい排ガス規制をかける国の方策は、明らかに間違えていますね。むしろ車にもっと厳しい規制をかけるべき。
帰還すると、また旅に行きたくなるのは放浪ライダーだからでしょうか