この師にしてこの弟子あり?

2023-08-16 16:24:06 | 絵画鑑賞、創作

  晴れ後曇り。また激しく暑くなった。ただ、今日は風があって先日の異常な暑さに比べれば過ごし易かった。

 サマバケ継続中ですが、暑すぎるので相変わらずじっとしています。ひたすらゲージツ的活動に勤しみ、今日はお昼寝もなし。けっこう集中しています。

 長澤蘆雪(ながさわ ろせつ)の絵を眺めていました。あの「猫の威をかる虎」の襖絵を描いた人で、なんでも微妙に可愛く描いてしまうクセのある人です。千七百年代中期に生まれた人で、円山応挙の弟子。動物を描くと何でも可愛くなってしまいますが、晩年はけっこうグロテスクな画風に傾倒してしまっていました。

 この長澤蘆雪を含み、曾我蕭白、伊藤若冲の三人が、「奇想の画家」と呼ばれているようです。激しく個性的というか、独特な画風からこう言われたのでしょうが、彼らはただ彼らが生きた時代に好き勝手描いただけで、特別不思議なことでもないかと思います。曾我蕭白、伊藤若冲の絵は見るのにけっこう体力が必要ですが、長澤蘆雪の絵はさすが応挙の弟子だっただけあり、すんなりと鑑賞できるかと思います。

 今日は集中しすぎたせいか、やや疲れました。軽くウォーキングに行って、すっきりして来ようと思います



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