おばさんの落書き部屋

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第3回・納涼健康講座「笑いは百薬の長」  

2012-08-02 22:09:41 | 講演会

昨夜は夜更かししてしまい、今朝はもっと寝ていたい気分。
にも関わらず、朝から太陽がギラギラ照りつける中、今日は高年大学鯱城学園 納涼健康講座
 第3回「笑いは百薬の長」講演会に出かけた。

 講師:関西大学人間健康学部教授(日本笑い学会会長)森下伸也氏

笑いは世界共通語。笑いは「呼気の連続」息をだしながら声を出す。
人間は年齢が高くなると体が硬くなり、だんだん笑わなくなるので最初は笑う練習からさせられる。
日本古典芸能の笑い 狂言役者のように 大声で 「ハァー ハッ ハッ ハッ ハッ ハッ」と数回。
会場の全員で練習しているのを脇で眺めていると何だか新興宗教の集団のような感じで可笑しい。
日本笑い学会会員は現在、1000人で芸人、台本書き、一般サラリーマン、ディレクター、学者と
いろいろな人がいるが特に医者が多く、看護師、薬剤師、などだそうだ。

日本笑い学会の理想の生き方(死に方?)はPPK(ピンピンコロリ)とか。 
先日、新潟でシンポジュームを開き 北朝鮮拉致被害者の「蓮池 薫さん」がゲストで
厳しい生活の連続で、ずっと続く遠泳の中の息継ぎが「笑い」だったそうだ。

ハンス・セリエの教え → ネガティブなマイナス感情でいると関節の病気になり易い。
  それで「膠原病」の人がポジティブな気持ちになれば治るのではないかと考え「笑うこと」を実践したところ
  医者が治らないというのを笑いで治った。

ヴィクトール・フランクルの奇跡 → ナチス収容所の中の過酷な状況の中でも、一日何か一つはジョークを
  言って笑って奇跡的に生き延びたという話の紹介。

その他、「笑いと病気」の関係をいろいろな例を挙げておもしろおかしく話され、笑いはどんな
病気にどう効くかと医学的な立場からNK(ナチュラル キラー)細胞・脳血流・α波・β波、
脳内モルヒネなど説明された。
3人に1人は癌で亡くなっているが、笑いはNK細胞がグンとUP「し癌」に効くのでは。
よ~く笑って生活していれば「癌」にならないのでは。
笑うと脳の血管が盛んになり、脳のすみずみまで血流が行く。
笑いは副作用がない。 すぐ効く。 薬は高いが笑いはタダ。と笑うことを薦められた。

振り返ってみると「箸が転んでも可笑しい年頃ね」と母によく笑われた若かった頃・・。
本当に最近は怒ることも多くなり、自分でも「仏頂面」になっているのでは・・・・と反省。

90分がユーモア溢れる面白い話の連続で、やっぱり今日も来て良かったと友人と語りつつ、
ランチを食べながら又、話がはずんだ。
  




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