『中央公論』(1926.4月号)掲載の「マツダランプ」の広告が面白いので紹介します。「マツダランプ」は今でも、地方の看板などで見かけますし、知っている人も多いかもしれません。
改良せるマツダランプに就てのお知らせ!
(中略)製造方法の進歩によりまして今回左の如き(※1)二大改良を加へました
一、凡てのマツダランプ(真空電球)の尖端が除かれました
二、硝子球の寸法形状は万国的標準寸法に致しました
其の為め電球の体裁は従来より頗る好くなりました計りでなく電球の尖端で頭に怪我をする心配もなくなりました(以下略)
東京電気株式会社(※2)
尖端が除かれたことを強調しているということは、前は尖っていたのね。それでけがをする人が多かったのね。ということで、東芝のHPを見てみました。すると、やはり尖端がありました。これはちょっと恐い。裸電球で使っていただろうに、その先端が尖っているなんて・・・。空間認識能力が乏しい私は、この時代に生きていたら、絶対に、毎回毎回、頭をけがしていただろうなあと思いました。
※1 縦書きのため
※2 東京電気株式会社は、「東芝」の前身の「東京芝浦電気株式会社」のさらに前にあった会社です。1939年 (昭和14年) 東京電気と芝浦製作所が合併し、東京芝浦電気株式会社ができました。そして1984年 (昭和59年) 東芝と改称されました。
東芝のHPより
改良せるマツダランプに就てのお知らせ!
(中略)製造方法の進歩によりまして今回左の如き(※1)二大改良を加へました
一、凡てのマツダランプ(真空電球)の尖端が除かれました
二、硝子球の寸法形状は万国的標準寸法に致しました
其の為め電球の体裁は従来より頗る好くなりました計りでなく電球の尖端で頭に怪我をする心配もなくなりました(以下略)
東京電気株式会社(※2)
尖端が除かれたことを強調しているということは、前は尖っていたのね。それでけがをする人が多かったのね。ということで、東芝のHPを見てみました。すると、やはり尖端がありました。これはちょっと恐い。裸電球で使っていただろうに、その先端が尖っているなんて・・・。空間認識能力が乏しい私は、この時代に生きていたら、絶対に、毎回毎回、頭をけがしていただろうなあと思いました。
※1 縦書きのため
※2 東京電気株式会社は、「東芝」の前身の「東京芝浦電気株式会社」のさらに前にあった会社です。1939年 (昭和14年) 東京電気と芝浦製作所が合併し、東京芝浦電気株式会社ができました。そして1984年 (昭和59年) 東芝と改称されました。
東芝のHPより