気になる新聞記事を読んだので,記録しておこうと思います。
大谷大学教授,鷲田清一氏と,小説家,津村記久子氏の対談です。以下,一部抜粋。
『朝日新聞』2012年3月10日土曜日朝刊 広告特集
鷲田先生のおっしゃる通りかなと思います。私の場合,「モタモタ」しすぎかも?^^
大谷大学教授,鷲田清一氏と,小説家,津村記久子氏の対談です。以下,一部抜粋。
鷲田 私たちが出来ることといえば,教壇でモタモタすることぐらい(笑)。哲学を含む人文学とはそういうものなんです。答えなど出ないし,また結論が1時間半で出るような話をしたら,まとまりすぎて逆に学生は胡散臭いと思う。結論が出ないことに真剣に取り組んでいる先生の姿を,「なぜこんなにこだわっているんだろう」という思いで見てくれたら,それでいい。功利性だけで考えてはダメと言葉で言っても通じないですし,世の中ですぐに役立つかどうかわからないものに必死になっている先生たちの姿を見てもらうほうが教育効果はあると思います。
津村 ああでもないこうでもないと考え続けることですね。それをたくさんすり合わせることで,ボヤッと何かが浮かんでくる。(中略)
鷲田 結論の出ないテーマについて,等身大の自分の言葉で,ああでもないこうでもないと「グズグズ考え続ける」大学生になってほしいですね。
『朝日新聞』2012年3月10日土曜日朝刊 広告特集
鷲田先生のおっしゃる通りかなと思います。私の場合,「モタモタ」しすぎかも?^^