今日は今学期最後の日なので、修了パーティーがありました。留学生や先生が手料理を持ち寄ります。世界各国の手作り料理は本当においしく幸せな時間でした。居酒屋での飲み会も好きですが、こういう持ち寄りパーティーも好きです。世界のいろいろな味が楽しめますから^^。
さて、本題に入ります。昨日、テレビを見ていたら、ある番組でペンギンの説明をする文を完成させるという問題がでて、某タレントが「・・・・愛求行動」って答えたんです。すると、周りが「求愛行動だろう!!!」ってすぐに突っ込んだんです。とても面白いと思いました。
漢語は、もともと中国から来た言葉なので、2字漢語の2字が補足の関係にあるときは、動詞的成分が先に来て、名詞的成分(目的語に相当する)が後に来ます。
例:読書(書を読む)、求人(人を求める)、仰天(天を仰ぐ)
したがって、愛を求める行動なら、求愛となりますね。しかし、某タレントは「愛求」と答えてしまった。なぜなんでしょう。
漢語といっても、すべてが中国でつくられたわけではなく、日本で作られた語もあります。例えば、「大根(だいこん)」。これはもともとは「おおね」だったんですが、当てた漢字「大根」を音読みにしたので、漢語に変身してしまいました。この2字漢語は修飾の関係ですから、まあいいとして、次の語はどうでしょう。
「券売機」
「券(けん、切符のこと)を売る」機械なのだから、補足の関係なので「売券」としなければならないはず。しかし、「券を売る」をそのままの順で「券売」とした・・・。恐らく中国語に関する知識がなくなっていた時代にできた語なのでしょう。(調べていないので、いつごろ出来た語なのかわかりませんが・・・)
「これは「売券機」じゃないとおかしい~!!!」と主張する人はあまりいないでしょうね。
話は戻りますが、某タレントは、なぜ「愛求」と言ったのでしょう。「求愛」という語を忘れていたのかどうかはわかりませんが、おそらく頭の中で「愛を求める」→「愛求」となったのかなあと想像しました。「券売機」の例と同じだなあと思ったので、書き留めました。
さて、本題に入ります。昨日、テレビを見ていたら、ある番組でペンギンの説明をする文を完成させるという問題がでて、某タレントが「・・・・愛求行動」って答えたんです。すると、周りが「求愛行動だろう!!!」ってすぐに突っ込んだんです。とても面白いと思いました。
漢語は、もともと中国から来た言葉なので、2字漢語の2字が補足の関係にあるときは、動詞的成分が先に来て、名詞的成分(目的語に相当する)が後に来ます。
例:読書(書を読む)、求人(人を求める)、仰天(天を仰ぐ)
したがって、愛を求める行動なら、求愛となりますね。しかし、某タレントは「愛求」と答えてしまった。なぜなんでしょう。
漢語といっても、すべてが中国でつくられたわけではなく、日本で作られた語もあります。例えば、「大根(だいこん)」。これはもともとは「おおね」だったんですが、当てた漢字「大根」を音読みにしたので、漢語に変身してしまいました。この2字漢語は修飾の関係ですから、まあいいとして、次の語はどうでしょう。
「券売機」
「券(けん、切符のこと)を売る」機械なのだから、補足の関係なので「売券」としなければならないはず。しかし、「券を売る」をそのままの順で「券売」とした・・・。恐らく中国語に関する知識がなくなっていた時代にできた語なのでしょう。(調べていないので、いつごろ出来た語なのかわかりませんが・・・)
「これは「売券機」じゃないとおかしい~!!!」と主張する人はあまりいないでしょうね。
話は戻りますが、某タレントは、なぜ「愛求」と言ったのでしょう。「求愛」という語を忘れていたのかどうかはわかりませんが、おそらく頭の中で「愛を求める」→「愛求」となったのかなあと想像しました。「券売機」の例と同じだなあと思ったので、書き留めました。