えーお待たせしましたあ 多くの方に見ていただいてるようで嬉しいです
今回はケーデンスの回の最後にしたいと思います 出来るだけ譜面を使わずに
それでも伝わるものがあると信じて このブログを定期的に書いていますが
正直 その方法では限界も多いのも事実です まあでも私の出来る範囲内でぼちぼち・・・
さあ先回の答えあわせです
課題は 完全終止 不完全終止 半終止 偽終止 として正しいものを( )に書きなさい
又どれにも該当しないモノは×を・・・
1 Ⅴ7からⅠに流れる事で Ⅰのメロデイーは何でも良い( )
2 V (7)からⅠに流れる事で Ⅰのメロデイーは主音で2拍目( )
3 V (7)からⅠに流れる事で Ⅰのメロデイーは主音で1拍目( )
4 V(7)からⅥmに流れる事で Ⅵmのメロデイーは主音( )
5 V(7)からⅥmに流れる事で Ⅵmのメロデイーは主音か第3音( )
6 Ⅴのコードで一休みの意味合いがある( )
7 Ⅴ(7)のコードで一休みの意味合いがある( )・・・でしたね
まず完全終止は3 不完全終止は1と2 偽終止は4と5 偽終止に関して
ちょっと問題の書き方を私が間違ったので両方 正解にします Ⅴ(7)→Ⅰの
変わりにⅤ(7)→Ⅵmと言う意味では両方あってますから
ただAmのメロディーは主音が多いと思います
又G7からEmに流れる事も偽終止ですよ 曲をもう少し 先延ばししたい時にも
偽終止は使います G7→C の箇所を G7 Em Amとすることもよくあります
聞いてる人が確実に 次はCの主和音に行くだろうと思ってるのを 予想に反して主和音の代理
の和音に流れてゆくことへの〔あれ!?〕って言う効果ですよね
最後の半終止の答えは6ですね Ⅴ7では不向きでしたよね だから7は×って事になります
いかがでしたか? ちょっとややこしい問題だったかもしれません
課題は参考程度にしてください 曲の中での終止は又ちょっと実際面が違いますので
ダイアトニックコードを知り その上でケーデンスを知ればメロディーにコードを付ける時
更に絞られたコード付けをする事が出来ます それゆえ今までやった ダイアトニックの公式や
ケーデンスのK-1~3等の覚えるべき基本の型は 早く暗記してゆきましょう
さあ ここでちょっと余談ですが これから音楽の勉強をする人 或いは今現在してる人へ
いろいろな事を知って 又それ等の知識が自分の音楽に生かせる事は嬉しい事です
でも 音楽の勉強を進めるその前に もう一度ちょっと休憩して振り返って欲しい事があります
それは音楽の入口で理解しておかないと 必ずその先挫折してしまう重要な知識が存在する事です
私の経験や周りの人達を見ても その知識が曖昧な人はほぼ挫折しています
あまり言いたくない事ですがプロの人でも ごくたまにいます
ただ そんな事常識だよ! と言う方には どうでも良い話になりますが
周りに音楽の事を聞ける人がいない人の場合は多いんですよ
知らない人や勘違いをしてる人が・・・・
その重要な 音楽の入口で勘違いしてはいけない知識とは
〔音名と階名の違い〕ともう一つ 〔移動ドと固定ドの違い〕の知識です
この知識は曖昧にしないほうが良いです
明確に違いが分からなければ これから先の音楽の勉強の土台が築きにくくなります
もし 此処が曖昧で もっと先の理論なら分かると言う人は恐らく先で行き詰まるか
唯 理解なしに丸暗記してるだけです 何故なら以前の私自身がそうであったからです
このブログでもいづれ機会があれば やってみようとは思ってます・・・・
上記の違い 曖昧な方は見直しされる事をお勧めいたします
さあ今回は課題は ケーデンスのラストなので課題お休みします )
半田の石川社中に通う人は曲課題 〔大きなのっぽの古時計〕に偽終止部分を作り
エンディングを延長させるコードアレンジを作りなさい。
階名は長音階や短音階の名前・・・・?
で いいんでしょうか?
じゃあ 移動ドと固定ドは?
固定ドとはハ長調の音名 C D E F G A B Cを
ドレミファソラシドと固定して歌う方法ですよ
詳しくは次回くらいにひょっとして取り上げるかもしれないので
待っててね・・・。
このCはともかく 4と言う数字は何の意味があるんですか?
ギターと違ってピアノは 幾つも左から右へドレミファソラシドがならんでるでしょ?
まあ分かりやすく左から1列目と数えて4列目にあたるドレミ~
4列目つまり中央ド 丁度ピアノの真ん中辺りにあるドの音の事 譜面で言えば下第一線上にあるド
所謂皆が良く歌うドの音の事だよね
ギターでは5弦の3Fと同じ音の事だね
4列目のAの音が440Hzの周波数と考えてくださいな
5弦の12Fの音になるんだよね
因みに1オクターブ下 つまり 5弦の開放は220Hzになりますね
逆に5弦の12Fの1オクターブ上は880HZだよ
これ等は220Hzの音を基音と考えれば440Hzは2倍音 880Hzは4倍音って事になる
これこそ まさに倍音 ハーモニックスの音の事だよね。
倍音は倍音が多い楽器がピアノや弦楽器等で
倍音が少なく基音に近いのが笛系の音だと聞いた事がありますが
倍音が多いと厚く豊かな響きがするようですね