大型旅客船「セウォル号」沈没で、朴槿恵大統領は「三流国家」を思い知らされ、政権崩壊の危機状態に

2014年04月22日 05時18分17秒 | 政治
◆「今、北朝鮮人民軍が奇襲攻撃してきたら、一体どうするつもりなのか」と韓国の朴槿恵大統領が、韓国軍の最高司令官としての資質と能力を疑われている。
 「セウォル号沈没への対応すらまともにできない」と朴槿恵大統領は4月21日、側近に対し、大型旅客船「セウォル号」の船長のイ・ジュンソク容疑者(69)と乗員の行動について「船長と一部乗員の行動は常識では理解し難く、許されるべきではない殺人のようだ」と非難する発言をしたという。
 だが、その朴槿恵大統領は、「三流国家」「じたばた政府」などと自国のマスメディアから痛烈に批判と非難を浴びせられている。「セウォル号」沈没への対応がお粗末で「政権の体を成していない」と見られているからだ。
「セウォル号」沈没への対応すらまともできない朴槿恵大統領が、北朝鮮人民軍の奇襲攻撃に対して、「最高司令官として勇猛果敢に応戦できるはずはない」と韓国民の多くが不安がっているという。
 本質的に「保守・親日派」である朴槿恵大統領は、左翼勢力からの攻撃を恐れて、「反日姿勢と発言」を前面に出して、国際外交においても「告げ口外交」を展開してきた。朴槿恵政権の支持率だけを気にして、「反日世論」を背景に60%台の高い支持率を維持してきたにもかかわらず、今回の「セウォル号」沈没への対応のまずさによって、政権担当能力欠如という馬脚が現れて、「政権崩壊」、すなわち、朴槿恵大統領が任期途中で退陣を迫られる可能性が大となってきている。まかり間違えば、両親同様に「暗殺」されかねない危機状態に追い込まれているのだ。
◆北朝鮮の金正恩第1書記=元帥(背後に女帝)は、オバマ大統領が4月25日、訪問先の日本を離れて韓国を訪問するのに照準を合わせて、「核実験」を強行する兆候を示している。実際に強行すれば、オバマ大統領に「冷や水を浴びせる」、すなわち、「大恥をかかせられる」ことになる。ノーベル平和賞受賞者として「戦争できない」うえに、財政上も「戦争するだけの実力も低下している米国のトップ・リーダー」であるオバマ大統領の足下を見ている。要するに、「バカにしている」ということだ。
 朴槿恵大統領は、「日本に負けてなるものか」と何かと日本の真似をしたがり、オバマ大統領の訪日日程に食い込み、「4月25日、26日韓国訪問」を勝ち取るのに成功した。
 だが、せっかく、オバマ大統領の訪韓を確保できたものの、「セウォル号」沈没により、韓国史上最悪と言われる大惨事が起きた直後で、韓国全体が「お通夜」のような状態となり、派手なイベントを自粛している最中に、「オバマ大統領歓迎行事」を派手に行うことはでききない。この際、オバマ大統領の方から、訪韓を控えた方が適切とも言える。
◆もう1つ。オバマ大統領は、「日米韓3国」の結束を図ろうと尽力しているのに、安倍晋三首相が、「沈没事故の救助活動を支援したい」と伝えたところ、朴槿恵大統領は、「申し出はありがたいが、支援はいらない」と断った。韓国から要請がなければ、勝手に支援活動に海上自衛隊や海上保安庁の部隊を出動させるわけにはいかない。領海・領空を侵犯できないのだ。
 米国は韓国と同盟関係を結んでいるので、救援要請を受けて、すぐに部隊を派遣した。日本は、韓国と同盟関係にはない。米国を介して「米軍を支援する形」で共同歩調」を取るしかないので、万が一、朝鮮半島有事が起きた場合、遠目に見ているしかない。つまり、韓国民を見殺しにするしかないということである。こうした日韓関係の現実が、今回の「セウォル号」沈没事故で、奇しくも証明されてしまった。

※Yahoo!ニュース個人・有料記事(4月分)をご購入されたお客様へ

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
北京政府の習近平国家主席、李克強首相が、懸命に安倍晋三政権に揺さぶりをかける本当の狙いとは何か?

◆〔特別情報①〕
 中国共産党1党独裁体制下、中国の裁判所が日中戦争時の強制連行の中国人被害者と遺族らによる強制連行の訴えを受理する案件が増えている最中、上海海事法院(裁判所)が4月21日、商船三井の船舶を差し押さえた。中国では、司法・立法・行政3権が独立していないので、北京政府(習近平国家主席、李克強首相ら「チャイナ・セブン」の最高指導部)が、懸命に安倍晋三政権に揺さぶりをかけているのが、確実視されている。一体、日本の政権をどうしようとしているのか?

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話から有料ブログへのご登録

「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


blogosでも配信しております。お申し込みはこちら↓


にほんブログ村 政治ブログへ



第29回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成26年5月11日 (日)
日本の科学技術と武器の輸出『解禁』
~民間技術が軍事技術を進歩させる時代へ



 板垣英憲の最新著書 「ロスチャイルドの世界派遣奪還で日本の《政治・経済権力機構》はこうなる」(ヒカルランド刊)
  ■NEW司令系統で読み解くこの国のゆくえ―新帝王に小沢一郎が指名され、旧ロックフェラー派は大粛清、しかし日本は消費増税分の大半を上納しなければならない

詳細はこちら→ヒカルランド


 板垣英憲の最新著書 「TPP本当のネライ~あなたはどこまで知っていますか」(共栄書房刊)
 全国書店で発売中 定価(本体1500円+税)
■TPP本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか2013年9月刊
まえがき
第 1 章 TPPとアメリカの食糧支配
第 2 章 TPPの最大のネライは保険だ
第 3 章 TPPで日本医療界への食い込み ―― 国民皆保険制度の崩壊
第 4 章 TPPで雇用はどうなる ―― 解雇自由の法制化
第 5 章 米国「軍産協同体」が防衛省を食い物に ―― 米国の肩代わりをする「国防軍」の建設
第 6 章 米国が日米事前協議で日本政府に強い圧力をかける
第 7 章 日本のTPP参加に向けての経緯
あとがき


**********板垣英憲『勉強会』の講演録DVD販売********
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会
3月開催の勉強会がDVDになりました。
 「世界支配権を掌握した金塊大国・日本の使命と役割」~世界銀行・エリザベス女王、ジェイコブ・ロスチャイルドの期待
その他過去の勉強会19種類をご用意しております。遠方でなかなか参加できない方など、ぜひご利用下さい。
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会

【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】




『未来への挑戦「坂本龍馬」に学ぶ経営学』三菱財閥を築いた男・岩崎弥太郎が見た風雲児

目次

『未来への挑戦「坂本龍馬」に学ぶ経営学』 
 Ⅷ章 「龍馬」を継いだ男・岩崎弥太郎


 弥太郎は、郷土出身としては異例の昇進を遂げました。1871年(明治4年)7月の廃藩置県までは土佐藩小参事を務めており、大阪・土佐藩邸の責任者を務めていました。それでも明治維新の英雄たちの多くが、20歳代で政治の檜舞台に登場したのに対して、弥太郎が檜舞台に登場するのは大幅に遅れていました。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。


『人生の達人~心に残る名言・遺訓・格言』(2000年6月11日刊)
『細川家の大陰謀~六百年かけた天下盗りの遺伝子』1994年1月5日刊(2000年6月11日刊)
『大富豪に学ぶ商売繁盛20の教訓―商機をつかむ知恵と決断』(2010年1月20日)
『内務省が復活する日』(1995年10月25日刊)
『情報流出のカラクリと管理術』(2003年3月10日刊)
『利権はこうしてつくられる』(1991年3月25日刊)
「『族』の研究~政・官・財を牛耳る政界実力者集団の群像」(1987年3月9日刊)
『愛する者へ遺した最期のことば』(1995年6月10日刊)
『自民党選挙の秘密』(1987年12月15日刊)
『小中学校の教科書が教えない 日の丸君が代の歴史』(1999年7月8日刊)
『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)
『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日)
『民主党政変 政界大再編』(2010年5月6日)
『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日刊)
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』(2006年11月刊)
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」(2007年7月刊)


板垣英憲マスコミ事務所
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする