エピソード3 黄色い謀略
またまた移動の時の話
「腹へったなぁ、メシ食うか」
2人はファミリーレストランで食事をする事に。
「あ、すみません、トイレ行ってきます」
「何食べるか決めていけよ」
「あ、日替わりでいいっす」
「日替わりな。わかった。大盛りでいいか」
「あ、ごっちゃんしぃ」
Fくんはトイレに行きます。
Fくんのいない間にサービススープの『コーンポタージュ』が運ばれてきました。
しばらくしてからFくんが戻ってきました。
Tちゃんはおいしそうにコーンポタージュをすすっています。
「おう、スープ冷めるぞ。早く飲めよ」
「はい」
Fくんはコーンポタージュを口に含みました。すると・・・
「ぐえっ!!」
断末魔とともに口からポタージュを吐き出してしまいました。
「きったねぇなぁ。何やってんだよ」
「このスープおかしいっす」
「そんな事ないだろう。俺はちゃんとおいしく飲んだぞ」
「辛いっす」
「コーンポタージュは普通甘いだろう。味覚バカか?お前は」
「Tさん、何か入れたでしょう」
「俺がそんな事すると思うか」
「思います」
「いかんなぁ、こんなに面倒みてやっているのに」
Fくんはテーブルに散らばったスープをお手拭で拭いてます。すると・・・
「Tさん、このマスタードのビン。やけに少ないんですけど」
「そうか?俺はしらないぞ」
「マスタード入れたんですよね」
「しらねぇって」
「こんな事やるとTさんしかいないじゃないですか」
しばし2人の間に沈黙が・・・そこに
「日替わりセットライス大盛り、お待ちしましたぁ」
ウエイトレスさんがセットを持ってきた。
「わかった」
「何がですか」
「きっとなあ、あのウエイトレスさんがお前にうらみを抱いてて、一服盛ったんだ」
「そんな訳ないでしょう」
「いや、今やお前はプロレスラーだからな。もう全国区の知名度なんだよ。凄いなお前。エラくなつたもんだよ」
「やめてください。そうやって人のせいにするのよくないですよ」
「いや、よく見てみろ。あの女は只者じゃねえぞ」
「何言ってるんですか」
「まあ、澄んだ事はどーでもいいじゃないか。あ、そうそう、食べ物はなんであれ残すんじゃないぞ。プロレスラーたるもの、食べる事も仕事だからな」
「このスープも飲むんですか」
「当然だろう」
結局Fくんはこのスープを飲むハメとなりました(笑)
またまた移動の時の話
「腹へったなぁ、メシ食うか」
2人はファミリーレストランで食事をする事に。
「あ、すみません、トイレ行ってきます」
「何食べるか決めていけよ」
「あ、日替わりでいいっす」
「日替わりな。わかった。大盛りでいいか」
「あ、ごっちゃんしぃ」
Fくんはトイレに行きます。
Fくんのいない間にサービススープの『コーンポタージュ』が運ばれてきました。
しばらくしてからFくんが戻ってきました。
Tちゃんはおいしそうにコーンポタージュをすすっています。
「おう、スープ冷めるぞ。早く飲めよ」
「はい」
Fくんはコーンポタージュを口に含みました。すると・・・
「ぐえっ!!」
断末魔とともに口からポタージュを吐き出してしまいました。
「きったねぇなぁ。何やってんだよ」
「このスープおかしいっす」
「そんな事ないだろう。俺はちゃんとおいしく飲んだぞ」
「辛いっす」
「コーンポタージュは普通甘いだろう。味覚バカか?お前は」
「Tさん、何か入れたでしょう」
「俺がそんな事すると思うか」
「思います」
「いかんなぁ、こんなに面倒みてやっているのに」
Fくんはテーブルに散らばったスープをお手拭で拭いてます。すると・・・
「Tさん、このマスタードのビン。やけに少ないんですけど」
「そうか?俺はしらないぞ」
「マスタード入れたんですよね」
「しらねぇって」
「こんな事やるとTさんしかいないじゃないですか」
しばし2人の間に沈黙が・・・そこに
「日替わりセットライス大盛り、お待ちしましたぁ」
ウエイトレスさんがセットを持ってきた。
「わかった」
「何がですか」
「きっとなあ、あのウエイトレスさんがお前にうらみを抱いてて、一服盛ったんだ」
「そんな訳ないでしょう」
「いや、今やお前はプロレスラーだからな。もう全国区の知名度なんだよ。凄いなお前。エラくなつたもんだよ」
「やめてください。そうやって人のせいにするのよくないですよ」
「いや、よく見てみろ。あの女は只者じゃねえぞ」
「何言ってるんですか」
「まあ、澄んだ事はどーでもいいじゃないか。あ、そうそう、食べ物はなんであれ残すんじゃないぞ。プロレスラーたるもの、食べる事も仕事だからな」
「このスープも飲むんですか」
「当然だろう」
結局Fくんはこのスープを飲むハメとなりました(笑)