今週の電王

という事で、新しいイマジンの登場ですねぇ。
ウラタロス(仮)ですか。

今回もツッコミどころ満載でしたねぇ。
石丸オーナーの発言で
「イマジンでも暇人でもパスさえ持っていればかまいませんよ」とか
モモタロスの「蟹が飛ぶかぁ」といって、石柱蹴ったら、その石柱が敵にヒット(大爆笑でした)
どんな技より痛みが伝わってきましたねぇ。

挙句の果てには登場ポーズをやろうとしているのにヒロインがじゃまなので「ちよっ・・・どいてろ!」
んでもって「俺、ようやく参上!」

アホや!このスタッフはみーんなアホや(笑)

でも、驚いたのは主人公やってる人。
演技うまいわ。
5つのキャラクターをこれからこなさないといけないんだけど、どれも凄くうまい。
まだ3つのキャラクターだけだけど、全部ちゃんと別キャラになってるもんなぁ。
見習ってくれよ×××さん。

最後はモモタロスとウラタロス(仮)の子供喧嘩で終わるというのも・・・アホですなぁ。
しかし、アレくらいの喧嘩で、電車がガタピシいっちゃうのはどーかと思いまっせ(笑)

さて、もう一つ。
ゲキレンジャー。
なるほど、どことなくデカレンジャーの雰囲気があるんですよねぇ。
んで調べたら、プロデューサーが同じですか。
あ、脚本も一緒で監督も一緒ですか。

だからか。

こちらも期待できそうですね。

紅夜叉は利用された

まるで耳元で叫ばれた様に北斗の声が頭の中に響く。
何度か頭を振ると神取が怒りの表情で立ち上がり始める。
その姿に北斗は例え様の無い殺気を感じ、待ちきれず襲いかかった。
神取の腹部に蹴りを見舞い、張り手を何発も放っていく。
それに呼応する様に神取がいきなり反撃に移った。
強烈は張り手で北斗を引き離すと、間髪入れずにラリアットを叩き込む。
うつ伏せに倒れた北斗に跨り、足で脇を固定し左手を固めていく。
一瞬にして会場が全女ファンの悲鳴に包まれる。
狂った様に神取が腕を捻り上げ、北斗の悲鳴を絞りだす。
腕の筋が伸び関節が軋む感覚に北斗は髪を振り乱してロープを求めた。
ロープ間際で神取が技を解くが、北斗の左腕はそのまま背中に張り付いたまま痙攣している。
ああ、やっちゃったよ・・・そんな空気が会場内に流れた。
ある程度、戦前から想像出来た光景であった。全女ファンにも、そして北斗自身にも。
神取は観客のブーイングにふてぶてしい表情でアピールして見せた。
下田と三田が慌てて北斗を場外に引きずり出し、レフェリーが応急処置を施す。
「触るな触るな触るな！」北斗が苦悶の表情で呻き声をあげた。
神取がコーナーにもたれ、冷めた視線を北斗達に投げかける。
北斗が立ち上がりリング下を回り、神取が鋭い視線でそれを追う。
「折ってみろ、馬鹿野郎！」
　　　「折ってやるから来いよ！」
「折れるもんなら折ってみろ！」
物騒な言葉で罵り合い、北斗がなんとかリングに戻る。
強烈な張り手合戦から北斗が膝蹴りを神取の顔面に突き込む。
三発目の膝蹴りを受けると神取が足を掴み裏アキレスを狙い、跳ねる様に北斗がロープへ逃げる。
神取が北斗に関節技技を仕掛けようとするたびに会場内は悲鳴にも似た歓声が湧き上がる。
北斗が場外戦に誘うが神取は執拗に関節を狙い殺伐とした雰囲気を作り上げる。
北斗も何とか関節技で返し、隙を見て再び神取を場外へ突き落とす。
本部席の机に神取の頭を突きつけ、その上でツームストンを狙っていく。
神取救出に向かうイーグル沢井を鈴香や下田が必死に阻止する。
抱えあげられた神取が体勢を入れ替え、逆に北斗をツームストンで本部席の机に突きつけた。
北斗は虚ろな目で転げ落ち、更に追い討ちの蹴りを食らった。