告知・・・告知?

今帰ってきました。

事前に先生と色々打ち合わせ。
こちらの要望を聞きつつ、現状の状況と処置内容の確認。
結論から言えば「きわどい部分はオブラートに包んでください」という事。

で、告知。
先生、こういうのに慣れているんでしょうね。
実にうまくオブラートに包みながら「原因はこれですよぉ」って指摘している。
多分お袋も原因は悟っているんだと思う。
でもとりあえずは目の前の処置を優先しましょう、頑張りましょうと。
しかも大学病院なので、今回はチーム戦で行くとまで。

「まるでチームバチスタじゃん」
縁起でもない(苦笑)
先生も笑っている。

この先生が深刻っぽくなく話してくれたのでお袋も多少は安心したんだろうか、その後病院に戻ったらいつもと同じ家族全員のマシンガントーク炸裂。

「次の時にパジャマ持ってきて」
「こないだいらない言ってたじゃん」
「だって、このバジャマポケットないんだもん。着心地も悪いし」
「わっがままだよなぁ」
「後ね、バスタオルとかも」
「わかった。新しいの下ろすわ」
「もったいないじゃない。今あるのでいいわよ」
「何言ってるんだよ、こないだ持ってきたらキタネーの持ってくるんじゃねーってつっ返しただろーがよ」
「そりゃあ、あんたが一番古いの持ってきたからでしょ!」

皆さん・・・どー思います?
これが昨日まで泣きながら「告知どーしよー」って悩んでた結末ですぜ・・・

まあね、わからんですよ。
お袋だって自分らがいたからそんな調子になったのかもしれないけど、ひとりになったら考える所だってあるんだろうし。
だから自分らは決めました。
あくまで今のノリ、徹底してやってやろうと。
要はポンポン相手に考えさせないくらいにバカ話させて普段どおり接する事なんだなと。

ちなみに明日は兄貴が今日リクエストしたものを持っていき、火曜日の処置日は自分が行くことになりました。

にしても・・・・

疲れた・・・

とりあえず・・・

今４時３４分・・・
という事は５時間くらいは何とか寝られた訳だ。

今から８時間後にはお袋の告知に立ち会う訳でね、いい加減腹括らないといかん訳ですよ。
自分の本当に信頼出来る人に泣き言書いたら、「大丈夫ですよ」って返事。
素直に自分でいればいいんだそうです。
女性のほうがこういう時肝が据わっているって書いてましたけどね。
つくづくこういう時の男は情けないというか、なんと言うか。

昨日の夕食もあまり食べる気がせず、野菜の鍋とフランクを食べたんだけど、一人で食べる虚しさというかね、これからこの虚しさが続くのかなぁと思うと、ここでまたベソ書いている訳ですよ。
大体その野菜もお袋から「腐るから持っていって」って言われて持ち帰った野菜なんですね。
そんなこんなで、泣きながら食べてました。

しっかりせにゃあなあと気持ちの中では思っていますが、どうにもこの孤独感というのは如何ともしがたく、相方には連絡したいけど、そうすると向こうのおかあちゃんが世話好きで、それをまたお袋が気にする部分があって、話すことはできない。悪い人じゃないんだけど、病人にも普段と同じパワーで接してくれるから、お袋が疲れちゃうんですよね。
だから、一番の相談相手なんだけど、一番言いづらいんです、今回は。

プロレス関係の人からも色々激励をもらって、こちらのブログでも色々な体験談を読ませていただきました。
皆さんも色々な体験していて人生色々ではあるなぁと思いながら、それをお袋とオーバーラップさせて、また涙。どんだけ泣けば気が済むんだろうか。

今４時５４分・・・・
今ね、物凄く朝焼けがきれいです。

今日の夜はどうなんだろうかね。
二つに一つだろうね。

精神的にメチャクチャ疲れて、泥のように眠るか
一日の出来事が走馬灯のように頭を回って寝られないか

さて、行く準備しないとね。
いずれにしても時間は刻々と迫ってくるわけで、泣こうが喚こうが告知の時間はやってくるのは事実で、その事実を受け止めないといかんのでしょうから。

とりあえず今も心境はそんな感じです。