大体砂町銀座で買い物をすると「洋食のグルメ」の前を通ります。
ここは以前も紹介しましたが、とにかく「町の洋食屋」というレベルではない料理を町の洋食屋並の値段で食べさせてくれる、とっても財布にやさしいお店なんです。
本当にねえ、「下町洋食」という看板でベラボーな値段をふんだくっている浅草辺りの洋食屋は爪の垢を煎じて飲みやがれと言いたい。いやマジで。
10月に入るとグルメのメニューに「カキフライ」が出てきます。
ちょうどこの日も前を通ると「牡蠣の季節がやってまいりました」と張り紙。
「あー、食いたいなぁ。でも今のグルメは自分にとっては高嶺の花・・・」
そんな事を考えてたら、その横で何やら考えてる若い奥さんby妊娠中がおりましてね。
準備中だから店は閉まっているんだけど・・・何してるんだしょ??
「どうかされましたか?」
「え、ええ、ちょっとこの店前から気になっているんですけど、今ひとつ入る勇気がなくって・・・」
「あ、ここですか。うまいですよ」
「本当ですか。食べた事あるんですか」
「ええ、ここのご主人のルーツは日本橋のたいめいけんですから、あじは保障済みですよ」
「そうなんですか。オススメなんてありますか?」
「そうですねぇ。ハヤシライスはオススメですね。あとチマチマ食べたいなら小皿料理っていうのがあるんですよ。これはオススメですね。」
「わかりました。今度入ってみます」
うれしそうに帰っていく若奥さん。いやぁ、いいことをした。
自分もそうなんだけど、気になる店っていうのは必ずどこにでもあるんですよ。
自分は突撃しちゃうけど、そんな勇気もない人だっている訳です。
「洋食のグルメ」は自分にとって洋食の基準となっている店です。
もっと評価されてもいい店なんですよ。
という事で、気になったそこのあなた!
http://www.koto365.net/tanken/archives/2005/06/post_245.php
とにかくGOですよ。