家に帰ると兄貴が憮然としておりましてね・・・
「どしたの?」
と聞いたら
なんでもお袋が退院するんだ!とほざいているらしい。
んで、「冬服持って来い」だって。
えっ!退院する気満々なのはいいけど、それってお袋がただ騒いでいるだけじゃないの?
「いや、明日にでも退院する勢いだぞ」
だっておかしいじゃん。
医者から連絡ないんだけど・・・
「そんなの知らねーよ」
なんで口調怒ってるの?
「退院の時の服持ってこいっていうんだけど、お前さ、今のスラックスに青のセーターって・・・どれだかわかんないだろ、それだけじゃ」
うーん・・・確かにビミョーだな、そりゃあわからん。
「で、探してわかんなかったから、そう言ったら『お前は探すのがヘタだ』だと。あったま来た」
く・・・・くだらん!
「後でお袋から電話来るからお前対応してくれ。俺はイヤだ」
はぁ~・・・親子だねぇ・・・
どちらも「わがまま」だから・・・
で、電話かかってくる。電話の向こうは案の定お袋。
「洋服おにいちゃん探せないっていうから」
「つか、退院していいつて先生言ってるの?」
「うん、もういつでもいいんだって」
本当かよぉ。聞いたことないぞ。休みの日に退院許可なんぞ・・・
「まじかぁ」
「ウソついてどうすんのよ」
「いや、いいんだけど、じゃあ水曜日にそっち行くから」
「午前中がいいな」
「いや、退院かどうかはわからないから午後だよ」
「えええっ」
「なんで」
「おかゆがイヤだ」
何言ってるんだ、こやつは・・・・
とにかく水曜日に行って退院なのか退院準備で木曜退院なのか確認する事に。
あー、面倒くさ・・・
「で、服なんだけど。どこに置いてあるの」
「タンスのどこか」
情報少ねー・・・
タンスに移動する。
パッとみると、チェツク柄の紺のスラックスが・・・
「ひょつとしてチェック柄だったりする?」
「そうそう、それそれ」
そりゃあ奥さん、あーたの情報少なすぎ
青のセーターは見つからず・・・でも・・・
「ひょっとしてさ、グレーと青のセーターだったりする?七部袖の・・」
「そうそう、すぐわかったでしょ」
わかるかい!こんなもの。
今のスラックスと青のセーターで見つけた俺のほうが奇跡だって。
「ほら、やっぱりおにいちゃん探すのヘタなんだよなぁ。なんであーヘタなんだろ」
・・・それは責めちゃいけない気がするぅ~・・・
「どしたの?」
と聞いたら
なんでもお袋が退院するんだ!とほざいているらしい。
んで、「冬服持って来い」だって。
えっ!退院する気満々なのはいいけど、それってお袋がただ騒いでいるだけじゃないの?
「いや、明日にでも退院する勢いだぞ」
だっておかしいじゃん。
医者から連絡ないんだけど・・・
「そんなの知らねーよ」
なんで口調怒ってるの?
「退院の時の服持ってこいっていうんだけど、お前さ、今のスラックスに青のセーターって・・・どれだかわかんないだろ、それだけじゃ」
うーん・・・確かにビミョーだな、そりゃあわからん。
「で、探してわかんなかったから、そう言ったら『お前は探すのがヘタだ』だと。あったま来た」
く・・・・くだらん!
「後でお袋から電話来るからお前対応してくれ。俺はイヤだ」
はぁ~・・・親子だねぇ・・・
どちらも「わがまま」だから・・・
で、電話かかってくる。電話の向こうは案の定お袋。
「洋服おにいちゃん探せないっていうから」
「つか、退院していいつて先生言ってるの?」
「うん、もういつでもいいんだって」
本当かよぉ。聞いたことないぞ。休みの日に退院許可なんぞ・・・
「まじかぁ」
「ウソついてどうすんのよ」
「いや、いいんだけど、じゃあ水曜日にそっち行くから」
「午前中がいいな」
「いや、退院かどうかはわからないから午後だよ」
「えええっ」
「なんで」
「おかゆがイヤだ」
何言ってるんだ、こやつは・・・・
とにかく水曜日に行って退院なのか退院準備で木曜退院なのか確認する事に。
あー、面倒くさ・・・
「で、服なんだけど。どこに置いてあるの」
「タンスのどこか」
情報少ねー・・・
タンスに移動する。
パッとみると、チェツク柄の紺のスラックスが・・・
「ひょつとしてチェック柄だったりする?」
「そうそう、それそれ」
そりゃあ奥さん、あーたの情報少なすぎ
青のセーターは見つからず・・・でも・・・
「ひょっとしてさ、グレーと青のセーターだったりする?七部袖の・・」
「そうそう、すぐわかったでしょ」
わかるかい!こんなもの。
今のスラックスと青のセーターで見つけた俺のほうが奇跡だって。
「ほら、やっぱりおにいちゃん探すのヘタなんだよなぁ。なんであーヘタなんだろ」
・・・それは責めちゃいけない気がするぅ~・・・