前後編イッキ見をオススメします。
前にもちょっと書いたけど、この作品にエキストラとして参加してまして、さあどんな感じで映ってるかなあと思ってたら、笑っちゃう位にバッチリ映ってた(笑)
武監督から指導があった部分もしっかり使われてて、当時はどんな作品なのかわからず、言われた通りのエキストラをしてたけど、内容を見たら『そういう事なんだ』と理解できましたね。
ま、それはさておき・・・
前後編合わせて4時間半に渡る超大作です。
しかも、これでもダイジェスト版で来年1/1からはAbemaで有料配信が決まってます。
でも、この4時間半が全然苦にならない。
その位自分の中ではここ最近の邦画の中でもかなり上位にくる作品でした。
自分の感想を一言で言えば『あしたのジョーが好きな人なら確実にハマる作品』ということ。
なぜならば、主人公のひとりである森山未來さんの役柄がウルフ金串そのもの。
途中から自分の脳内では矢吹丈に負けたウルフ金串の後日談という形に変換されてましたから。
主人公3人ともどこか挫折してて、それを払拭する為にボクシングにすべてをかける様は本当に圧巻。
特に試合のシーンは本当に殴り合ってるんじゃないかというくらいのド迫力で、実際生で見てても普通に試合観戦のテンションでエキストラしてたくらいですから。
前編後編に分かれてるけど、この作品はイッキ見したほうがいいですね。
というか、前編見たら確実に後編のチケット売り場に並びます(笑)
その位滅茶苦茶面白い作品です。
一つ問題があるのはその上映する映画館の絶対的な少なさ。
東京国際映画祭のオープニング作品の割には都内で1館はないよなあと。
中頃にはもう1館増えるみたいだけど。
まあ、配信用の作品という事もあるんだろうけど、作品の長さからいっても1日2回しか流せないんだから、せめて後5館位は増やしてほしいなあ。
鬼滅があれだけ上映しまくってるんだから、少し分けてあげて(笑)
まあ、ちょっと長いけどチェックすべき作品だと思います。