何度か書いてますけど、某料理研究家の信者さんと論争になりまして(笑)、話を聞けば聞くほど
一汁一菜の定義はご飯と汁物、おかず一品なんです。
『都合のいい解釈しとるなコイツ』
と思った訳です。
“本当に献立を考えるのがしんどい時には”ご飯と具沢山の味噌汁だけでもいいじゃないか。一汁一菜でいいじゃないか。
これが某研究家さんが言った言葉。
大抵の信者さんは“ ”の部分がなくなってご飯と味噌汁の夕食だけでも十分成立する!と認識しているんですね。
仕事で忙しい時、確かに献立を考えるのはしんどい。家族の好き嫌いとかあるし、手間暇かけたものなんて作れないし作りたくもない。
そこは自分もそう思うし、そんな苦労を知らない旦那から『夕食は一汁三菜が基本だろ』とか言われたら後ろからドロップキック仕掛けたろか!と思うのは当然のこと。
だからと言ってご飯と味噌汁だけの夕食はやっちゃダメです。
そもそも一汁一菜の定義を間違えているんですよ、某研究家さんは。
一汁一菜の定義はご飯と汁物、おかず一品なんです。
この時お新香はおかずに入らない。
お新香はあくまで口直しです。
つまり、ご飯と味噌汁だけの食事は一汁一菜にもならない一膳飯なんですね。
だから一汁一菜を謳うならおかず一品はつけるべきなんです。
おかずは買ってきたコロッケでも十分。
何ならサバの水煮缶を空けておかずにするのもアリ。
難しく考えないこと。
ただ、それだって毎日そんな夕食だったら家庭は崩壊します。
そりゃそうでしょ?
そんな悲惨な夕食が待つ家庭に誰がウキウキ気分で帰ります?
まあ、夕食は外で済ますでしょうよ。
色々家庭の都合もあるでしょうよ。
でも、一人で抱え込んだ結果、料理を作ることを放棄する選択をした挙げ句、旦那が家で飯食わなくなるよりは、旦那にキチンと事情を話して、忙しい時はおかずが一汁一菜になる事を話し合ったほうが健全だと思う。
少なくともご飯と味噌汁だけの夕食が待つ家庭には、吉野家の牛丼セットより貧相な夕食が待つ家庭に誰がウキウキ気分で帰るかと(笑)
本当、あの某料理研究家の罪は非常に重いと思うわ。