和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

物語の価値。

2023-06-24 18:06:05 | いつもの日記。
なろう系がもう若者には理解されない、という話。

ゴブリンだのオークだのが分からないのだそうです。

今の若い人、ドラクエもFFもやんないから。

「ステータスオープン!」も馴染みないんでしょうね。


でも、だからって「なろう系はダメだ、価値がない」という

結論に至るのは浅はかだなと思うのです。


そんなの、読み手に事前情報が足りないだけでしょ。

例えば、恋愛したことがない人にラブコメは分かるまい。

だからって、「恋愛ものは価値がない」と言いますか?

そういうのは人生経験が足りないっていうんだよ。


面白いと思えば辞書引きながらでも小説読むでしょ。

今だったらWikipediaとかあんだから、尚容易です。


恋愛と違って、数多くの人が自然と通る道ではないのが

なろう系の難しいところか。

でも、それはSFとかでも一緒だよね。

事前知識は要る。

それも踏まえて人生経験だと思うんだよねー。

何事も、面白がるには知識が要るのよ。


だから、売れなくなることはあっても

「くだらない、価値のないもの」と判断するのは違うでしょと。

売れないのは、出版社が勝手に困るだけです。

出版社も出版社で馬鹿ではないので次の流行りを見つけるでしょう。


作品に罪はない、ということ。


例えば、いずみ小説は1円にもなりません。

が、その価値は絶大だと思っています。

なにせ、いずみが読んで面白い。

それは素晴らしいことです。


なろう系だって誰かが読んで面白い作品には違いないはずです。

面白がるために必要な知識が、今の若い人にとって必修ではないだけ。

ドンと構えていればいいんですよ。

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