不思議な話、で始まり、不穏な中盤へ移行し、
不思議な話、で終わった。
抽象的な話も好きなので、非常に楽しく読めました。
猿の研究の話は特に面白かった。
研究って、直接利益を上げるモノ以外が重要なのに
それらは評価されにくく、どころか予算もつかないことが多いよね。
人生を「列」に例えたんでしょうか。
ラストは、割と優しめに締めくくられていましたね。
「励ます」。
事故や解雇、散々な目に遭ったけど、別の列という人生を歩んでいく、
という解釈でいいんでしょうか。
短かったのがよかったのか、どうなのか。
もっとたくさん読みたかった気もするけど、
これ以上は冗長になるかな。
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