貧乏人、弱者の最後にして最大の娯楽は「怒り」だと言います。
近年、これすら奪われそうで怖い。
いずみたちは、もう怒ることすら許されないのか。
政治に怒り、社会に怒り・・・芸能人に怒り、隣人に親兄弟に怒る。
怒ったからといって何をするわけでもない。
PCやスマホを見ながらくだを巻くだけだ。
いずみの場合、ちょーっと、小説にも書くけどね。
それすら許されない世の中。
そして、それを許さないのは「強者」だ。
「みんな仲良く」
「多様性を大事に」
「弱者に優しく」
そんなこと言っていずみから生の実感を奪うのはいつだって「強者」だ。
自分たちに刃が向かぬよう、最初から刃を抜いておく。
それが彼らの常套手段だ。
いずみの小説は最後まで刃を失わないでいたい。
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